質問力を養う方法:質問をできる人とできない人の違い

こんにちは、森部高史(べぇさん)です。

 

お陰さまで非常に多くの場面で講師としてお話をさせて頂くことがあります。

このブログを読んでくださっている多くの方もセミナーやワークショップに参加されることがあると思います。その時に講師の方が「何か質問ありますか?」と聞いた時に質問することができていますか?

質問が出てこないということは、それだけ全てのことを理解しているということでしょうか。ちょっとのその辺りについて考えてみましょう。

質問が出る人と出てこない人の3つの違い

質問ができる人とできない人には大きくわけて3つの違いがあるように思います。それぞれ少しみていきましょう。

わかったつもりになっていませんか?

一番もったいないパターンです。講師としてお話されているかたは多くの場合高度な知識や豊富な経験、そして巧みな話術を持っています。だからこそ、わかった気になってしまう、ということが多々ありますが、それって実は一番もったいない。なぜなら後になって振り返っても「はて、なんだっけ?」となってしまうから。

 

質問ができる人は、常に自分のわからないところや理解の足りないところはどこだろう、また逆に自分の知っていることは何で、その捉え方の違いはなんだろうと思いながら、話を聞いています。

与えられた情報を鵜呑みにしていませんか?

講師の方々は、その長年の経験や知識を凝縮させたものをその日のセミナーにつぎ込んでいます。ですからそこで伝えられることには大変な価値があると思います。しかしながらそれを右から左に流すように聞いているだけではもったいないです。

日本で教育をうけていると、どうしても権威に対する弱さがあるので、「先生が言うことは絶対」という風潮がありますが、僕が受けてきたアメリカでの教育は「教授が言っていることでも疑え」でした。懐疑的になる、ということではなく与えられることに慣れるわけではなくその事柄は享受しながらも、常に疑問を抱く姿勢を忘れない、ということ。

 

質問ができる人は、常に自分の普段の活動から生まれてきている疑問をこういった機会に照らし合わせながら聞いています。だから質問にも具体性が出てくるんですね。

そもそもの土台となる知識と経験が足りないのかもしれません

回転ずしと長年の修行を積んだ名店と言われるお寿司の違いがわからない人にネタや鮮度、技法の話をしても伝わるものが少ないように、その時々で吸収できるレベルというものがあります。受け取る側のフィルターの目が細くなればなるほど、伝える側が意図していることがしっかりと伝わっていきます。

もちろん、自分よりも高めのレベルに感じることを学ぶことで引き上げられることもありますが、あまりにもそのレベルがかけ離れていると、一番初めに書いていた「わかったつもり」になってしまうだけということもありえます。そういう時にはいずれ再受講するというのも視野にいれておくと一番最初に受けた時との自分の理解力の違いに驚くこともあるでしょう。

 

セミナー受講には多くのお金と時間がかかります。どちらもとても大切なものです。そしてとても魅力的にうつるものもたくさんあります。でも、だからこそ、その限られた時間とお金を今の自分が最大限に有効活用できるものを選んでいく、ということが大切になるのではないでしょうか。

あの人が受けているから、みんなが行っているから、と言う理由でセミナーやワークショップを選んでいる間はその時間内で得られるものというのは限られてしまうかもしれません。

みんなの前で質問しないのに、終わってから講師に一人だけで質問しにいくのは無しですよ!

これは声を大にしていいたいです。

 

講義中に発言をうながすような流れを作ったり、「質問ありますか?」と講義中にも何度もその機会を作っているにもかかわらずその時には何も発言がなく、全体の講義が終わってから講師の元にきて

 

「あそこでお話ししていたこの件なんですけど、、、」

と質問にこられるケースがよくあります。だーーーーーっと列をなす、ということも少なくありません。(東京でよく見られるケースですね)

 

でもこれってすごくもったいない。

 

その質問を全体の講義中にしてくれると、より話が広がったり深まったりする可能性が多分にあるのです。そして、あなたが疑問におもったことは、必ず、必ず他にも会場内に疑問に思った人や、「なるほど!そういう捉え方があるのか!」という良いサイクルが生まれます。

No question is stupid question

これもアメリカで学生をしている時によく言われた言葉です。

「ばかげた質問などない」

 

みんなの前で質問をする、ということは時に恥ずかしく感じるかもしれません。でもあなたが勇気をもってその発言をしてくれることで、あなた自身の疑問が早い段階でクリアになるばかりでなく、クラスルーム全体の雰囲気もより活発でより深く濃い時間をすごしていくことができるのです。

まだ講義終盤に疑問がうまれてきてならまだしも、序盤の数分で質問したいことが生まれてきていたのにその後4時間講義を聞いていたらその間の内容もしっかりと受け取れていないということになります。

 

講義する側からすると、質問はたくさんしてもらいたいです。

もちろん講義のスタイルによっては、途中の質問が難しい系統のものもあります。でも少なくとも自分が行っているものに関しては色々と質問してもらいたいな、と思っています。

質問できる力を養う鍵は普段から疑問を持つこと、感謝の気持ちを持つこと

質問する、ということは自分は何を理解しているかをわかっていることがまず最初の段階です。自分のわかっていることがわかっていなければ、質問も湧いてきません。

そして次の段階として、自分のわからないことは自分のわかっていることにどのようにリンクしてくるのか、を考える力。

 

こういったものは、一朝一夕で身につくものではありません。何度もこのブログでも伝えてきていますが、僕たちは習慣の生き物ですから、日々の習慣の中でより効率的に自動化することで、考えたり立ち止まるという機会をあまりつくっていません。

だからこそ、大切なのは普段から立ち止まってちょっとした自分の当たり前を見直すこと。

なぜ、を感じる力を大切にすること。日々の当たり前を、きちんと認識して感謝の気持ちをもって進むこと。

子供から質問する力を学ぼう

子供はその「なぜ」を見つける天才です。「なぜ、空は青いの?」「どうしてお店は明るいの?」「どうしてこのお花は咲いているのにあのお花は咲いていないの?」

時に辟易してしまう瞬間も子育て真っ最中であればあるかもしれませんが、子供達の発想の力は今の大人たちももっと大切にしなければならないものに感じます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。見返してみて、普段の自分自身は疑問を持つこと、質問を発することができているかな、と一度立ち止まって考えてみてください。

質問をする力ができると、講義やワークショップに参加した時、また人と会っている時の時間がグッとより濃密になっていきますから。

それではまた

森部高史


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森部高史
自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。