その技術や知識を活かすために相手の靴を履いていますか?

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

こんにちは、株式会社Pono Life代表取締役 /Kukuna Body代表の森部です。

福岡に来て山本邦子さんのA-Yoga for Trainersを受講しています、本日2日目であり最終日。1日目は本当にあっという間に時間が過ぎてしまいました。内容の詳細はまた後日振り返るとして、ここでもあらためて思ったことをいくつか書き留めておこうと思います。

それはセラピストやインストラクターとしての在り方ということ。

知識や技術は後からいくらでもつけられる

知識や技術が必要でないというわけではありません。人に携わる以上ある一定以上のものは必要です。しかしながら知識や技術だけがあれば良いかというとそうではない。そんなわけがない。

時になかなか思うようにクライアントの状態が良い方向に向かわず、そのために知識や技術を追い求め、セミナーを渡りあるく人を見受けることがあります。または、クライアントがつかないのは知識や技術がないからだというような理由でも。

本当に駆け出しの頃はそうかもしれません。(厳密に言うとそういうわけではないのですが)でも本当に大切なのは、自分自身の状態がどうか、提供する自分は一体どうなのか、ということ。

この辺りはARLやその他セミナーをさせていただいている時にも繰り返しお伝えしているうことでもありますが、やはりこの点は何度もなんども繰り返し伝えていかなければならないことなのだと再確認できている時間です。

トップランナーたちの共通認識

「そんなの当たり前だよ」「そうですよね」と思ってくださる方々が幸い自分の周りにはたくさんいて、業界のトップランナーの方々も、そして今回の講師である邦子さんも同じことを常におっしゃっています。

同じことを大切に思っている仲間だからこそ、一昨年にRoute Five-Oというハワイ島でおこなったグラウンディングツアーを大阪のTENを主催するヒロくんと東京のMikaさんとともに行えたわけですが、これがなかなか伝わらない人もいます。30代、40代になってもわかったふりをしてその実は全くわかっていない人も残念ながらいます。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

日本語にはこのような表現があります。そして活躍されている方々はこの言葉を体現されているなぁと感じます。変にへりくだることもなく、自分の意思をもってしっかりと根幹部分は立ちしっかりとした存在感を放ちながら、頭を垂れ常に学ぶ姿勢を忘れない。そんな方々ばかりです。

しかし自分の専門分野となるとバシッとメッセージを届けられる。だからとても気持ち良く学ぶことができます。

今の自分にクライアントとして見られたいですか?

学ぶプロセスは一生続いていきますが、キャリアを始めて10年以内の頃(特に最初の5年くらい)は知識や技術を貪欲に追い求める時期かな、と思います。自分もそうでした。そしてそういう時は「こんなことができる自分でいたい」「こんなこともわかる自分でいたい」という意識だと思います。

それも大切な向上心。しかしどこかのタイミングで上手にシフトしていければ、前述の活躍している方々たちのように知識や技術だけではないなにか、という問題に自ら取り組み始めることになるのですが、そうならない場合、もしくはそうなる前に常に自問してほしい質問があります。

それは「クライアントとして今の自分に見られたいか」

行う立場と行われる立場は視点が違う

僕たちの仕事の特徴のひとつとして、どのような形であれ培ってきた技術や知識を提供するという一面があります。それがゆえに、行う側の立場でばかり考えてしまう癖がついてしまっていることがあります。

クライアントとしての立場から考えると全く違うことが見えることがあります。そのことは決してわすれてはいけないのですが、やる側でいるとやられる側のことは見えなくなってしまうのが人間です。でも僕たちが相手にしているのは人間です。指示を出して自分が思うように動かす機械ではありません。だからこそ相手の立場に立って物事を考える、そちらの視野から見るということは大切なことになります。

その視点があるからこそ、今までの知識や技術や知識も生きてくるし、これから学ぶ際にもより本質的なところに近づいていけるのだと思います。

If I were in your shoes…

英語では if I were in your shoesという表現があります。(wereとなっているのは仮定法により)

「あなたの立場だったら」という意味です。直訳すると「私があなたの靴を履いているとすると」。面白い表現ですよね。

そしてこの表現は、アメリカで一緒に仕事をしたいな、とか自分が信頼していた人たちは比較的よく使っていました。相手の立場に立って物事を考え、具体的な行動を起こしていくための導きをしてくれました。

足の裏は常に地面についています。意識していないなかでも様々な情報を足の裏から受け取っている、それを全身に伝え僕たちの身体は動いている。二足歩行をしている上での唯一の接地面である足の裏。

相手の状態を感じるために相手の靴を履くような比喩表現。とても理にかなっているし、本質的なところをついているように思います。

本当に相手の靴を履くことはお勧めしませんよ!足には各々の特徴があり、靴にもその特徴はしっかりとあらわれているので!

 

それではまた

森部高史


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