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経営脳

点の知識を線として繋げ、面にするために大切なこと

先日、アドバイザーの一人を務めさせていただいているKinetikosのポッドキャストのためのインタビューでもお話をし、昨日は福岡でパーソナルトレーナーとして活動するHearts Bridge代表の吉岡くんと話をする中で感じていたこと。

点を線に、線を面にしていくということ。

点在する情報と知識

今の時代は簡単に様々な情報が手に入る時代ですから、知識をいれるにはことかかない時代です。ちょっとネットで調べればいくらでもわかることはあるし、海外から経験豊富な講師陣が来日して直接学ぶことも簡単にできるようになりました。

しかしながら、あまりにも多くの魅力的な講座が開かれることによりあれも、これも、と手を出し、結局何も身についていないという状況も散見します。そしてそれで一番苦しいのは当の本人なんですよよね。

 

学ぶ機会というものは素晴らしく尊いものです。それ自体は問題ないのですが、何を学ぶかの前に、なぜ学ぶのか、そしてなぜ今のタイミングなのか、ということが考えられていればあまり大きな問題にはならないのですが、時にその部分がとんでとりあえずすぐに参加しないと!と飛びつくあまりにそうなっている人が多いように思います。

点を線にするには何が必要か

点を線にしていくには、考えるというプロセスが必要です。何がどのように点在しているかは、その人しか知りません。まわりからはわからないのです。だから今あるものをしっかりと見つめなおす。何かを学びに行っているということは、その人のベースになるものがすでにあるはずです(ヨガ・ピラティス・パーソナルトレーニング、僕であればロルフィング®、というように)。

今まで参加してきた講座がどのように自分の幹となる活動に生かすことができるのか、そしてお客様に還元することができるのか、自分の報酬に還元することができるのか、さらには自分の人生を豊かにすることができるのか。

 

そういったことを考えることが、点を線にしてくのだと思います。これには時間がかかります。考えることをしたことがない人は誰かのサポートが必要になるかもしれません。どのようなサポートをうけるにしろ、大切なのは自分自身で考えるということであることにはかわりありません。

僕もいつか、こういったものをコンサルすることができたら、なんておもっています。

線を面にする

線を面にしていく。これには仲間が必要です。同じ方向性をみていたり、コンセプトを尊重してくれる仲間とつながっていくこと。そのためには、自分の意見を発しながら外に出ていくということが必要になってきます。

家の中にいるだけではその思いは伝わりませんから。SNSが発達することによって簡単にコンタクトは取れるようになりましたが、やはり大切なのはリアルに会う、そして思いを、場を共有することだと思います。

まとめ

まずはインプットをすること。そしてそれで行き詰まりを感じた時にはアウトプットするための準備として自分で線にしていく作業が必要になっている時です。それがあれば、自分の意見を発し、仲間に伝えていくということができるから。

吉岡くんとの付き合いももう数年になりますが、とてもしっかりと自分で考え行動に繋げている彼だから、会いたいなと思うのです。

Kinetikosのポッドキャストインタビューは1時間ほどになったのですが、あっという間でした。近々、Kinetikosサイトで最初の数十分は無料会員の方も聞けるようになり、最後の方は有料会員の方のみ聴いていただけるそうです。

ぜひお聞きください。

それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている