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セルフコントロール

モチベーションが人や出来事で左右されていませんか?

こんにちは、森部(@moribeimori)です。

 

エネルギー溢れる人と時間を過ごすと、どこかやる気がみなぎったり、よしやってやろう!

そんな気になりますよね。できれば自分自身もそんな風に良い空気を循環していけるような存在でありたいな、と常日頃から思います。

同時に、「うわぁ、、、モチベーションさがるわぁ、、、」というような出来事も生活をしているなかではあると思います。

[voice icon=”https://kukunabody.com/wp-content/uploads/slooProImg_20150314222955.jpg” name=”こつべぇ” type=”r”]宿題やったの!?[/voice][voice icon=”https://kukunabody.com/wp-content/uploads/db930ac4ad197758621e14f781e110b5.jpg” name=”べぇ” type=”l”]今やろうと思ってたのにー、やる気なくなったわぁ、(気分)下がるわぁ[/voice]

こんな経験あるのではないでしょうか。僕は若い頃たくさんありました。

でも、モチベーションって誰かのせいで上がったり下がったりするものなのでしょうか?

モチベーションがあがる、ということ

モチベーションがあがるということは、物事に対するやる気が湧いてくる、ということですから悪いことではないですよね。何か向かう方向性が見えてくるというか希望の光が見えてくるようなこともあります。

 

意欲が湧く、ということはもともとそうしたいという意思があったから、そこに火がつくわけです。その火を誰かにつけてもらえるということは、それは良い出会いでもあると思うし人によってはそれによって人生が変わるという瞬間もあるでしょう。

ただ少し気をつけてもらいたいことは、モチベーションを誰かにあげてもらったということはラッキーなんです。それを常に誰かに灯してもらおうと思っていては物事はうまくいきません。

自分で自分のモチベーションを高く維持している状態で日常生活を過ごしているかどうかがキーになってきます。

 

孫悟空もセルとの戦いの前に孫悟飯に言っていましたよね、「スーパーサイヤ人になるとどうしても攻撃性が増して気が立ってしまう。スーパーサイヤ人でいることが普通でいられるようになれ、と」

これと一緒だと思うのです。

誰かにモチベーションをあげてもらうきっかけがあったなら、その自分の状態を覚えておくこと。

そしてそれを特別なことではなく普通のレベルとして扱っていくことでモチベーションのアップダウンの波が激しくなるということはなくなり、高い意図と意思のレベルで物事に対して取り組み続けることができるのだと思うのです。

 

結果を出している人たちは、モチベーションがどうこうなんて考えていなくて、当たり前のことをただ、当たり前に高いレベルで行っているから結果を出している。発火剤のようなモチベーションには頼っていないんですよね。

 

モチベーションは誰かにあげてもらうもの、モチベーションが上がらないから誰かにあげてもらおう、そんな考えが頭をよぎっている時はちょっと立ち止まって自分自身の行動と方向性を見直してみたほうがいいかもしれません。

モチベーションが誰かや何かによって下がってしまうということは、、、

「あいつのせいでモチベーションさがったわぁ」「あれがなければやれてたのにさー」

そんな言葉を聞くことも少なくありませんが、モチベーションって本当は人に左右されないものだと思うのです。人によって左右されている時点で、本当はその物事に取り組みたくないから人や出来事のせいにする。いわゆる言い訳です。

冒頭の「宿題したの!?」「今やろうと思ってたの!!!」はその典型ですよね。

最初から勉強をしようという意欲があったならばこの会話自体が生まれていないわけですし、やる気がなくなったというのもそうではなくて、もともとないんです。ここを履き違えている人、良い年の大人でも多いです。

 

ただし子供は違います。子供はまだ成功体験が少なかったり、理論だって考えることが難しかったり、幼い年齢になればなるほど抑制をかける脳の部位が発達していなかったりするので、大枠を見守ってあげて、時に導いてあげることが必要になってきます。

でも、もう良い年を重ねているのであればモチベーションがさがったと誰かや何かのせいにするのはやめて、自分がなぜそれに向き合いたくないのか、もしくは自分が本当に積極的に関わりたいことは何なのかを真剣に考え始めませんか?

そうしたら誰かに対して愚痴や文句を言うことも減ってきますよ。

まとめ

素敵な出逢いは心に火を灯してくれて、それがやる気に繋がったり、ちょっと冷たくなっていた自分の心を暖めてくれたりします。

でも本当はモチベーションって、人にあげてもらうものでも誰かに下げられるものでもないはず。それをあげるのも下げるのも維持するのも出来るのは自分だけ、なんですよね。

モチベーション高いという状態は、「やったるぜ!」というのではなく、自分の方向性は見つめながら淡々とこなしていける状態が最もいわゆる「モチベーションが高い」といわれる状態なのだと思います。

 

それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている