もしも違う人生だったら、と思ったことはありますか?
自分が自分でいられない為に、苦しい思いをずっとしてきている人は思っているよりも多いです。
年を重ねると他者の期待に応えることで、自分自身のキャラクターを保ってきているところがでてきます。
多かれ少なかれ、誰もがそういうことを経験してきているのだと思う。
もちろん、それは自分も含めて。
他者の期待か、自分の希望か
それでも覚えておかなければならないこと
それは、自分の意思で行っていることなのか。
それとも、周りに求められているからしていることなのか。
いつしかその境界線が曖昧になってしまうことがある。
誰かの期待に応えたい
そう思うことは誰だってある。
そうすることで、自分自身が成長していく。
周りの人の笑顔がみれる。
そうやって階段をのぼっていく。
いつしか憧れの存在が出てくるかもしれない。
あの人みたいになりたい。
あの人に認めてもらえるようになりたい。
でも、あなたはあなた。
それは忘れないでほしい。
自分を成長させること
体を鍛えていくことと同じで、自分を成長させていく為にはある程度の負荷をかけていかなければならない。
時にそのプロセスがうまくいっていないように思えて、イライラしたり、焦ったりすることもあるかもしれない。
でもそんな必要はない。
少しずつ少しずつ、 歩みは進んでいるから。
学びは螺旋階段。
見えている景色が同じように見える時があっても、見ている高さは変わってきているから。
その過程で得てきたものはあなたをささえてくれているから。
焦るあまりに、表面上の体裁だけを整えないこと。
見てくれだけを整えても、それは本当の意味であなたを支えてくれることにはならないから。
ある程度の基準や枠組み、そしてもしかしたら成功の法則に思われるようなものもあるのかもしれない。
でもそのフレームワークも、その根幹にある「あなた」というものがしっかりとした土台を作っているから
あの人みたいになりたい、という気持ち
最前線で引っ張るひと。
第一線で活躍する人のエネルギーは、こちらの気持ちを高ぶらせてくれる。
多くの人を笑顔にしたり、力をあたえてくれる。
あの人の周りにはいつも人が集まっている。
自分もそうなりたい。
そう思うこともあるかもしれない。
ある程度の見せ方、今の世の中で言うなれば「ブランディング」とでもいうのかもしれない。
個人的にはブランディングと言う概念が間違って伝わっていて、苦しい思いをしていたり、結局それに振り回されている人が多くいるように感じています。
周りの人に自分が何を行っているのかを、適切に伝えていく為にはわかりやすい、明確な指標が必要なことは言うまでもありません。
本当にそれは「あなた」が決めたこと?
でもそれは、あくまでも「あなた」のやりたいことが、その指標であったり、キャッチフレーズであったり、「ブランディング」にあっている場合だけ。
メッキはすぐにはがれます。
あなたがやりたいことはなんですか?
あなたのやりたいことはなんですか?
それが明確になれば、小手先のテクニックのようなものは全く必要がなくなる。
どこかで自分を変えたいと思う時
多くの場合は、どこから手をつけたらいいのかわからないかもしれない。
今までは誰かのテンプレートの中に、自分をいれていたら評価されていたからかもしれない。
でもその枠組みから一つ出てみたくなった時、今まで守ってくれていた指標となるものがなくなるからとても不安になる。
次の一歩を踏み出す不安
次の一歩はどこに出したらいいのかわからなくなるかもしれない。
不安だ。
目の前が暗闇のように思える。
誰かに手を差し伸べてほしい。
自分はダメだ。。。そう思うかもしれない。
そんな時は、今までにない成長のタイミングであるということを忘れないでほしい。
今まではそんなことすら考えたり感じる必要がなかったから。
それは誰かのカゴの中で過ごしてきただけだから。
不安な時、緊張している時、それは今まさに自分が成長をしていく瞬間
もっとドキドキしていい。
ワクワクする時間。
まずは不安に思っている自分をしっかりと感じてあげる、受け止めてあげる。
不安になっている私はダメだ、、、ではなく。
「いま、私は不安なんだ」
それだけ。
そこをしっかりと受け止めてあげること。
それができたら、次の一歩は見えてくる。
いや、本当は見えているわけではなくて、その一歩をもう踏み出している。
そんなことの繰り返しが本当の自分を作っていってくれるのだと思うから。
できないと思うよりも、どうやったらできるかな、を大切に。
自分がワクワクすることを、いまこの瞬間から
それではまた
森部高史