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「社会に出るにあたって、年齢の違う人と一緒にお仕事をしていくうえで、大切なことはなんですか?」
先日、行わせて頂いた新潟県にあるアップルスポーツカレッジ専門学校3年生の東京研修で講義の最後に学生から出た質問。
こちらの専門学校では、毎年夏に
「日本のトップレベルの方々から学びを得よう」ということをコンセプトに東京に研修に来ています。今回は帰国して間もなかった頃に講義させていただいてから5年ぶり、2回目の登壇でした。
これから社会に出るにあたって、色々な思いがあることでしょう。
今の彼らは20歳くらい。
その年齢の頃の自分はどんな道に進んでいくのか、これっぽっちもわかっていなかった。
いや、厳密にいうと1年前の自分ですら、今の自分がやっていることを想像できていなかったし、今の自分もこれからの自分がさらにどうなっていけるのか、わからない。
ただ、一つ言えることは
いつでもワクワクしていたい。
そのための未来は自分で作る、ということ。
夢を叶える人と叶えられない人の違い
今回お声掛けをくださった、担当の先生とのメールでの打ち合わせにおいて、「夢にむかって生きること」とはどういうことかについてお話いただけないかとリクエストを頂きました。
Kukuna Bodyというサロンを日本に帰国してから開業して6年。今年は法人化して株式会社Pono Lifeとして新たな一歩を踏み出しました。
そしてそれまでにも、海外の大学に行きたい。アメリカでATCになりたい。アメリカでATCとしてフルタイムのポジションにつきたい。アメリカのプロの世界を見たい。ハワイに住みたい。自分のオフィスを持ちたい。オフィスを広くしたい。一生を共にできるパートナーと出逢いたい。その人との子供に恵まれたい。などなど自分が望んでいた未来は全て形にしてきました。
もちろん自分だけでどうにかできるものではないこともたくさんありますが、それでもありがたいことに自分が本気で望んだことは全て叶えてきました。
多くの助けもありました。
本当にありがたく、幸運だな、と思う所もあります。
今の仕事をしていて、オフィスでは多くの方の悩みや目標のお話を伺います。
また、ありがたいことに、様々な人とのつながりの中から各分野で日本のトップクラスの方々ともお仕事をさせて頂き、その見地にふれさせていただくこともあります。
今までの人生を振返り、夢を形にしている方々との交流の中からその法則が一部わかったので、学生の皆さんにはお伝えをしました。
お話した内容:
夢を達成できる人に共通することは以下の通り
• イメージが明確
• 「やる」前提
• 素直に聞いたことを実践する
• できる方法を探す
• 日々チャレンジする
• 人に自分の夢を話す
• 本を読む
イメージについては、「コレになる!」と決め打ちでなくてよいのですが
「こういった人生を歩みたい」
「こういった価値観、世界観をつくりだしたい」ということは明確です。
そしてそのために「やる」前提で物事に向き合い、できる方法を探し、日々チャレンジしていきます。
しかしながら、全てが思い通りに行くわけではありません。自分一人でできることは限られています。だから人に話します。
自分は何を大切にしているのか。
行いたいことは何か。
そうやって周りの人を巻き込んでいきます。
少し前にツイッター界隈で #Macおじさん というものが賑わいました。
ようは、文章を書くことを楽しみ、その才能を感じさせる高校生がもっとブログで発信していきたいけれど高校生にとってMacは高価で買えない、ということを発信したら、ブログで生計をたてているプロブロガーの人が、その才能ある高校生を見込んで
「それなら僕がプレゼントするよ、書き続けてね」
ということでプレゼントされたというもの。
その流れから複数の方が同じようにスポンサーとなる、ということが起こっています。
これも「夢を語ったから」ですね。
そして、19歳、20歳の頃には自分も行えていなかったけれど、30歳を超えてから、そして特に35歳を超えてから意識的に行っていることはとにかく読書量を増やすこと。
僕たちは、自分が経験した事以外考えることはできません。
様々な経験が混ざり合って、何らかのアイデアが生まれたり、行動の源になります。
すべてのことを経験できたら良いけれど、時間は有限。
だからそれは難しい。それならば本を読もう、ということです。
本には、その著者の方の人生が詰まっています。
言葉遣い、考え方、時にハウツーなども含めてその方の人生や物事の捉え方を疑似体験できるのです。
しかもそれが1,000円程度で何度でも触れることができる。
こんなに素晴らしいことはありません。
まだ、今の段階ではわからないかもしれないけれど、3年、5年、10年後になった時に
「専門学校で東京研修行ったときに、東京のどこかの社長が【本を読め】って言ってたなぁ」と思い出してもらえたら嬉しいです。
成功する人が当たり前に行っていること
• 「全ては自分の責任である」ことを理解している
• 類は友を呼ぶ、の意味を知っている
• 自分の「好き」を大切にする
• 個性を勘違いしない
成功している人には面白いくらいに似ている所があります。
そのひとつが、「何が起きても自分の責任」ということを理解していること。
これはスポーツや芸能の世界の方々とご一緒させていただく時に感じたものでした。
いわゆる一流という方々はここがよくわかっていらっしゃり、その通りに行動している。
しかしその一流という所に届かない人たちは、人や環境のせいにしたりする。
結局僕たちは人との関係性を保ちながら行きていくので、自分に似たような人たちが自分の周りには集まってきます。
責任を持って行きていくことを選んだ人たちの周りにはそういった仲間が集まりますし、人や環境のせいにする人たちの周りにはそういった人たちが集まってきます。
その後の差は大きく開くばかり。
また、結果を残している人たちは自分の「好き」を大切にします。
自分の「好き」を大切に扱えるということは、他の人の「好き」も大切に扱えること。
他者を尊重し始めるので、また人が集まります。
好きを大切にするというのは裸の自分でいることに近いです。
「周りがどう言おうと私はこれが好き、あなたはそれが好きなんですよね、いいですね」ということ。
個性を勘違いする人がいますが、目立つために何かをするのが個性ではなく、自分が個性だと思っているものをすべて取り払った時に残っているものが個性です。
その裸の自分をきちんと認めてあげられているか、ですね。
夢を形にするポイント
• 約束を守る(自分と、他者と)
• 大量行動
• アウトプットをする
結果を残している人は、約束を守ります。
それは自分との約束、そして当然他者との約束です。
自分との約束を守れない人が他者との約束を守れるわけがありません。
自分との約束を守り続ける人は、言葉や行動に説得力が出てきます。
それは自分への自信につながり、他者からの信頼につながります。
なぜ信頼につながるか、というと「行動」をおこしているから。
現実をかえるのは行動しかありません。しかもちょっとやそっとではなく、大量の行動です。
しかもそれをやり続ける。
また行動したことをすぐにアウトプットする。
自分の中に定着させるにはなるべく早く(どんなに遅くとも24時間以内)に自分の言葉でアウトプットすることが大切である、と言われています。
そうすることで、自分は何を受取り、大切にし、行動につなげていくかが明確になるからです。
またアウトプットすることは前述した「夢を伝える」ということにも繋がってきます。
体験を自分だけのものにしないことで、人との繋がりができるのです。そして周りの人に◯◯さんはこういうことを精力的に行っているのだな、ということが伝わります。
周りの人に「□□といえば◯◯さん」と認識してもらえるのです。
例えば僕は
「本質を伝えられる数少ない講師」
「人生の変わり目に出逢うセラピスト」
「私の本質的な所から話をしてくれるコンサルタント」
「お金の話がきちんとできるトレーナー・セラピスト」「森部さん(べぇさん)、というブランドであり商品」
と言って頂くことが多いです。
これが自身のブランディングといわれるものになります。
(ブランディングについては間違ったものが横行しているのでそれはまた今度書きます)
そしてまた行動につなげ、アウトプットする。
このプロセスはいわゆるPDCAです。
Plan
Do
Check
Action
それを高速で回し、行動し続ける人だけが夢を形にすることが出来ます。
夢を形にするということは、時に魔法の杖をひとふりして、一瞬のうちに出来ることを望む人が多いです。
でも残念ながら現実はそうではなく、正しい努力のもと、愚直に続けていくこと。
これだけです。
辛いことや好きではないことを続けていくことは困難です。
続けられるのは好きなことだから。
そこになにか意義を感じているから。
好きだからやり続けられる。
やり続けられるから結果が出る。
昔から好きこそものの上手なれ、と言います。
努力している間は好きでやっている人には敵わないのです。
夢をカタチにしていくためには、まず自分の「好き」をしっかりと掘り下げてください。
そしてそれを行い続けていくにはどうしたら良いか、具体的な行動に反映していくこと。それを続けていくことが夢をカタチにする秘訣です。
アップルスポーツカレッジの皆様、ありがとうございました!
3年後、5年後、また交われることを楽しみにしています!
冒頭の質問に対する僕の答え
冒頭の質問:「社会に出るにあたって、年齢の違う人と一緒にお仕事をしていくうえで、大切なことはなんですか?」に対する答えは。
「わからないことをわからない、ときちんと言えること。◯◯した「つもり」で終わらさずにきちんと確認質問をすること。そしてきちんと調べて伝えること。」
でした。
こういった目標設定などについての講義をご希望の企業、教育機関、協会の方は弊社、株式会社Pono Lifeお問い合わせフォームより御連絡をお願いいたします。
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それではまた
森部高史