セミナーをそこそこの頻度でさせていただいておりますが、する側になってから、色々な方とお話をしていると
「難しいなー」
そして
「もったいないなー」
と思う時があります。
それには、主に日程等のスケジュールと、セミナーの金額設定があります
スケジュールに関して
お仕事の関係で、、、ということも沢山あるでしょう。
仕方が無いところ、なかなかコントロールがつきづらい所もあると思います
「行きたいんですよねー」
「またやってくださいよー」
そう言って頂けるのはとってもありがたいけれど、大体そう言う方は何回こちらが、どの場所で行おうが、基本的には顔を出しません。
来る気がないなら初めから言わなければいいのに、と思います。
優先順位が違うから、なんですね。
その方にはその方の生活や大切にしていることがありますから、それはそれで大切にして頂ければ良いと思います。
家庭や仕事を壊してまで出る必要のあるセミナーやワークショプなんていうものはこの世にはないと思うので。
ただ、ひとつ考えてみて欲しいのは
「本当にそれに自分は参加したいのかな?」 ということ
「んー、特に必要ないかな」と思うのであれば無理をする必要もないと思います
でも「あー、これは本当に行きたい!気になってたトピックだ!」となったとしたら、、、
大抵のセミナーなどは1ヶ月から2ヶ月くらい前からスケジュールが出ていたりします (中には2週間前何て言う時もありますが)
前もって予定が分かっていて、自分が出たい!と思っていたとしたら、、、行かない理由って何でしょう?
そんな所を考えてみると良いかも知れませんね!
ちなみに僕は3月現在で、11月に大阪で行われるものに出席する予定をたてて、既に申し込み、入金もすませています
だって自分が「出たい!」と思っているから
セミナーの金額について
次に(もしかしたら人によっては最優先事項になってしまっているのかも)出てくるのが、「セミナーの金額」
「会社が出してくれるから行くけど、自腹だったら行かない」
とか
「2000円だったら行くけど、10000円とかだったら行かない」
とか
残念ながらよく耳にします
お金ってとっても大事
だから上のスケジュールと同じように、その金額はどうやっても無理!というのであれば無理をする必要はないと思います
でも、そもそもその値段設定がされているのには、それなりの理由があるわけです。
そして、そろそろ10000円代のセミナーで「高い」と言っているのは考え直したほうが良いでしょう。フィットネスや治療家業界のものは「安すぎ」です。
「高いと来てもらえないから、、、」というところ、そして「高かったら行かない」という理由での値付けと参加・不参加理由は業界にとって害でしかありません。
高ければ良いもの、というわけでは無いとは思いますが、「安いから」という理由だけで集まるセミナーと、「高いけど」行われるセミナー。
どっちの方が参加者の意気込みや、やる気って大きいのでしょうね?
そこで熱意のある人達と繋がれる時間、というものにもセミナーやワークショップの価値ってあると僕は思います。
だから、内容も面白そう、講師も評判良さそう、行きたいなー、と思っていて、金額的にも持物を質にいれないと、、、というのでなければ行っちゃった方が大抵は良いお金の使い方ができるのではないでしょうか
色々な講義に出て思う事
僕も、色々なセミナーやワークショップに参加してきました
中には資格取得の為のもの、例えばロルフィングのコース自体もそうですが、その他各種色々
ロルフィングの資格取得に関しては、授業料・渡航費・生活費・滞在費等含めたら一つのユニットで100万近く(もしくはそれ以上)かかります。
それを3回
他のものでも1回1−2万円というものから、数日で10万円以上するものなんていうのも出てきました
それって、僕が打ち出の小槌を持っていて、資金が潤沢にあるから、というわけでは全くありません
自分が「出たい!」と思っているから、それに向けて準備をしていって、というプロセスがそこにはあります
そうやって、時間的にも金銭的にも「準備をする」ことから、セミナーって始まっています。
自分が本当に「出たい」と思った時、金額もスケジュールも理由にならなくなるのです。
それだけ準備を自分もして来ているから、その時間を最大限有効に使おうと、より学びます
周りにいる参加者の方も同じような方ばかりです
だから、更に刺激をもらえます
セミナーも生き物です
「また次があるだろうから、、、」
そう思う方も多くいらっしゃると思います
自分もそうでした
でも、セミナーって生き物なんです
2度と同じ物って生まれません
同じ内容をやっていても、です
それは、講師自身に色々な経験や知識が積み重なって、といこともありますが、多くの場合は参加している人達によっても変わるから
例えば同じ日に午前と午後で同じトピックでセミナーをしても、参加者が違うので、お伝えする根幹の情報は同じだとしても、セミナーの雰囲気はがらっと変わります
セミナーを準備するのは講師、そして作るのは参加者の方々なのです
それに「次の機会に」と思っていても、もしかしたらもうその講座は開かれないかもしれないし、その人が講師を出来るとも限りません
だから「気になる!」「行きたい!」
そう思った時には、そういった理由があるんだと思います
行く為の準備する事から既にセミナーは始まっている
繰り返しになりますが、本当にこれに尽きると思います
あなたが、セミナーを「選ぶ」、もしくは「選ばない」理由は何ですか?
それではまた
森部高史