独立・開業はいつでも出来るのだからそんなに焦らなくてもいいのでは?

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

 

僕自身、日本で教員として働いていたのを辞めて、20代中盤でアメリカに渡り、アメリカの各地で仕事をし、日本に帰国してからは個人事業主として活動しているという経緯から進路相談や経営相談を受けることがよくあります。
(追記:2017年3月24日に株式会社Pono Lifeを設立いたしました)

 

そういったご縁のなかから、最近は多くの方から「フリーランスとしてやっていくことにしました」というような報告を受けることが増えてきました。

 

最近の風潮というかメディアでも「好きなことして生きて行く」みたいな謳い文句が氾濫しているのでその影響も少なからずあるのだろうなぁ、と思います。それについて思うことを少し。

 

結論からいうと、独立とか開業はいつでもやろうと思えばできるのだから、そんなに焦ってやらなくてもいいんじゃないのかな、って思っています。

好きなことをして生きて行く、ということ

夢を追うことはとても素敵なことだと思います。明確な、長期的なビジョンがあるのであればどんどん進んでいったらいい。でも夢を語るだけで、実現するための具体的な行動が伴っていなければ、夢を見ているだけになってしまいます。

 

独立やフリーランスを決意する前に、なぜそうしたいのか、しなければならないのかを落ち着いて考えてみるといいと思います。

 

今の職場が嫌だから、逃げ道として「独立・フリーランス」の道を探っていませんか?独立やフリーランスって思っているほど、気楽なものではないです。

 

最初から人を雇って大きなことを動かせるくらいの準備とコネクション、もしくは圧倒的な行動力があれば話は別かもしれませんが、そうでない僕のような凡人タイプは全て一から自分で、ということになります。

 

毎月お給料が決まった日に入り、保険料も会社が負担してくれて、身分が保証されている生活ってとっても素敵なものですよ。

 

フリーランスになったらそのどれもがありません。

 

多分独立してやっている人は誰もが感じていると思いますが、決してカッコ良いものでも凄いことでもないのです。独立・開業なんて今まで所属しているところをやめて、税務署に開業届けさえ出してしまえばいいのですから。

問題は、そこからどのようなことをして身を立て、社会に貢献していくか、です。

ビジョンが明確ならGO!

お金もコネもないけど、情熱とビジョンはあって、その全てを注いで没頭できる!というのであれば突っ走ればいいと思います。

でももしも、そうでないのであれば、いま目の前の仕事をしっかりと行うということも大事です。企業に勤め、目の前のルーティーンワークをなんとなくこなしているだけ、であれば状況はかわりませんし、時間はあっという間に浪費されていってしまいます。

でも、企業にいるからこそ出来ることや、経営の仕方、方法論、など色々と学べることはあります。時には反面教師として学ぶこともあるかもしれません。

 

それに、その会社を通じて出逢えた人たちとの繋がりは、一人で活動していてはなかなか持てるものではありません。そういったことを吸収する意図を持って、目の前の仕事をしていたらそれは同じ仕事や同じ時間の質ではなくなります。

会社に属していることって、恵まれている環境だということ、少しは伝わりますか?その環境で自分の足跡を何も残せないのであれば、きっとどこで何をやっても同じだと思います。

独立・開業するのであれば、その会社や周りの人たちにしっかりと祝福されて、送り出されるくらいでないと厳しいでしょうね。

自分の昔話を少し

僕は日本に帰ってきてすぐに、ロルフィング®をするためにKukuna Bodyを立ち上げました。アメリカでアスレティックトレーナーの勉強をはじめ、活動をしていたので、日本ではそういった繋がりは全くありませんでした。

それでもアメリカでそれなりのことはやってきたので、どうにかなるだろうし、どうにかするさ、という思いでやってきました。でも簡単ではありませんでしたし、今も簡単ではありません。日々試行錯誤です。

 

それでも、今の現状に満足しているわけではありませんが、おかげさまで、2年半が経った今もどうにか自分の大好きなセッションを続けることができているし、多くの方との出逢いに恵まれ、支えていただき、継続でき、楽しく過ごすことができています。

でもオフィスを開いた当初は週に1人しかセッションの予約がないこともありましたし、それが無断でキャンセルされ落ち込むということもありました。

 

毎年振り返ってのノートはFacebookで公開していますが、何のツテもないなかで「よくやったな」とおもう自分と「なんでもっと出来なかったんだろう」とおもう自分がいます。

日本の会社に勤めることがあれば、また違ったのだろうな、とおもうこともあります。毎年、毎月、いや毎日試行錯誤の繰り返しで、少しずつ、少しずつ進んでは下がり、下がっては進み、の繰り返しです。

楽しいし、自分で選んだ道だから苦ではありませんが、これが今も週に1セッションしかないような状況であれば苦行でしかないでしょうね 笑

最後は自分が決めること

結局最後は自分でその道を進むことを選択するかどうか、です。それは自分の責任になります。

ただ、最近は若くしてとりあえず勢いよくフリーランスになっては見たものの、その後の息が続かず、苦しそうな人たちを見ることがあり、それは心苦しくなってしまうのでちょっと思うところを書いてみました。

 

チャレンジすることは素晴らしい事だとおもいます。

でもどこかに属しながら仕事をきっちりとこなす、ということもとても意味があることだから、自分がしっかりと情熱を注げることが見つかる・そのタイミングになるまでは独立・開業を焦らなくてもいいんじゃないのかなっ!という個人的な見解でした。

 

あなたの抱えるビジョンは何でしょう?

それは独立しないとできないことなのでしょうか。そんなことを考えてみてもいいかもしれませんね。

こちらもぜひ

独立してから襲われる孤独や批判もありましたが気にしないでいいですよ

2015.03.08

それではまた

森部高史


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