お金って大切ですか?
もちろん大切ですよね。
では、その大切なお金と引き換えに何を手に入れますか?
どういった時にその大切なお金を使っても良いと感じるでしょうか。
成果を上げている人が、例外なくお金で買っているものをご紹介します。
目次
お金の使いみち
人の身体や人生に関わる仕事をしているお陰で、様々な肩書や人生を歩んでいる方と時間を共有する機会が多くあります。
テレビや雑誌などのメディアに出るような方、経営者であったり、その業界で注目されている方たちであったり。
そういったある一定の成果を挙げられている方々に共通するお金に対する意識と言うものがあります。
それはなにか。
答えはとてもシンプルで、どういったことにお金を使うか、ということ。
成果を上げている人は、お金を使う時の意図が明確です。
なんとなく、でお金を使いません。
その金額に対してどういったリターンが得られるかをほぼ無意識レベルで考えています。
それは単に損得勘定ということではなく、浪費ではなく投資にする、と言う考え方です。
成功している人たちがお金を出して買うもの
その中でも、特に何に対してお金を意識して使うか。
それは時間です。
成果を上げる人たちは、例外なく時間を買います。
時間を買うとはどういうことか。例を交えてご説明します
例1:発信をするためにパソコンが必要なケース
例えば、これから自分の考えを発信していこうとブログを買いたり、セミナーをしていくためのスライドの準備などが必要で、パソコンが欲しいとしましょう。
その金額が20万円。
Aさんは時給1000円のバイトを1日8時間して8000円。それを週に5日働いて4万円。それを5週間やって20万円を手にし、給料日をまって6週間から2ヶ月後にパソコンを手に入れるとします。
こういったことも尊いものです。
一方、Bさんは親なり友達なり知り合いなりにお金を貸してくれるよう頼みます。そうすると貸してくれる人だけでなく、支援してくれる人もでてきました。
そうして1日で20万円をどうにか都合つけて、すぐに電気屋に走りその日のうちにパソコンを手に入れ発信をはじめ、1日中一心不乱に作業に打ち込んでいます。
さて、どちらのほうが早く成果がでるでしょうか。
もちろんBさんですよね。
え?そんなうまい話はないって?
あるんです。MacBookおじさん って聞いたことがありますか?
例2:独立するための開業資金に関するケース
これは独立して事業を行うというレベルでも一緒です。もちろん借金をしないほうが良いと言う考えもあります。
ただ、例えば開業資金に500万円必要だとして、1年に100万円ためて5年頑張ってためてから開業するという方法ももちろんあります。
しかしながら、国庫や金融機関、または親族から借りることで500万円の都合がつけてすぐに事業を始めることもできます。
5年の差はとてつもなく大きいです。
早くはじめたから成功できるということが確約されているわけではありません。
しかしながら、確実に早くに、活きた多くの経験は積むことができます。
過ぎた時間は買い戻せない
成果を上げているひとは、例外なく時間でお金を買う意識が根付いています。
なぜなら、過去の時間はどんなにお金を積んでも買い戻すことはできないけれど、自分ひとりでは、未来に本来かかるであろう時間を、適切にお金を使うことにより短縮することができるから。
例3:セミナーに参加すること
セミナーに参加するということも、同様です。
自分一人で考えて悩んで体系立てて学んで行くには時間がかかるけれど、その何年もかかる作業をギュッと凝縮して提供してくれるものがセミナーです。
本来自分ひとりであればその知識や技術、気付きに到達するであろう時間をギュッと短縮してくれているのです。
次から次へとセミナーを渡り歩いて、でも自信が築けないセミナージプシーになる人と、毎回のセミナーでしっかりと成果を上げていく人の違いは、この未来の時間を買っている意識があるか、ないかです。
自分の向かう先がわかっていて、その時間を短縮してくれるからそのセミナーに参加しているのであって、セミナーが何かをしてくれるわけではありません。
自分ひとりでは未来にかかる時間を短縮してくれている、という意識をもってみてください。それだけで大きく成果はことなります。
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例4:タクシー利用
他にも、ちょっと疲れている時のタクシー利用もそうです。
タクシーに乗るというのはちょっとした贅沢ですよね。料金が2000円や3000円かかるとなると考えてしまうものです。
でもここで考えてみてほしいのです。電車と徒歩で45分かかるところが、タクシーで15分だとします。
それは単にタクシーの利用料金で2−3000円払っているのではなく、短縮できる30分という時間を買っているのです。
さらに言えば、電車+徒歩と異なり、タクシーであれば確実に座ることができます。
体力を消耗することもありません。さらに言えばタクシー内でちょっとした作業を済ますことだってできます。
もちろん休むことだってできます。
さらには、タクシーを利用することで早く目的地についたり、帰宅することができれば、その時間を有効に使うことだって、早く休むことだってできるのです。
これは翌日にも影響を及ぼしますよね。
それであればタクシー代の2000円や3000円というのはとても大きな価値を持つものになりますよね。
お金で時間を買うと言う意識=未来への投資
このように、お金で時間を買うと言う意識を持ってみる。
そうすることで、使用した金額以上のリターンを得ることができます。
成果を上げる人は例外なく、この「未来の時間を買う」という作業を行っています。
過ぎ去ってしまった時間を買い戻すことはできません。
若いうちは、時間があまっているように感じ、お金がないから時間を浪費するということをしがちです。僕もそうでした。
でも、今ある時間というものはとても貴重な資産です。
その限りある資産を有効に活用するようにしてください。
「自分はもう若くないから関係ない、遅すぎる」と思ったあなた!
この瞬間は、あなたの人生で最も若い時です。
だからあなたにも同じことが言えます。
未来の時間を買うようにしてみてください。
さぁ、今日は何にお金を費やしますか?
P.S
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追記:このエントリーの翌日に「では、自分のお金を投資し、未来の時間を買うという観点から有効なものは何でしょうか」といったご質問をいただきました。
僕が大切にしていることが5つあります。
続きはこちら↓
それではまた
森部高史