意見を伝えるコミュニケーションとは相手を打ち負かすことではない

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

こんにちは、森部(@moribeimori)です。

 

自分の意見を伝えるのが得意ですか?

そう聞かれて「はい、得意です!」と言える人は少ないかもしれません。

もし、あなたがその数少ない「はい、得意です!」と答えられる人でしたら、次の問について答えてみて下さい。

「あなたは自分の意見を『相手に伝わるように』伝えるのが得意ですか?

意見を伝えるには何が必要か

日本人はなかなか、自分の意見を伝えられないと言われています。その背景には文化的なものもあると思いますが、そもそも意見を伝えるには何が必要なのでしょうか。

まずは、伝える意見

当たり前のことですが、意見を伝えるには、伝えるべき意見、つまり自分の考えが必要になります。しかしながら頭のなかでは整理できていると思っていた自分の想いもいざ誰かに伝えたり、アウトプットしようとしてみるとなかなかまとまりきらないものです。

上手に伝えようとすることに頑張る、というよりは、普段からアウトプットすることを心がけておくと、いざ自分の意見をしっかりと伝えたい時に整理して話をすることができるだけの力がついてきます。

伝えようと思う意志

伝える意見があったとしても、それを相手に伝えようという意志がなければ伝わるはずもありません。「察してくれたらいいのに」と思っていたり、「こんなことを言ったらなんて思われるだろう」、そういう気持ちが生まれていたら、せっかく自分の頭のなかにある想いも外に出ていけません。

クローゼットの中で歌っていてもその歌声は届きません。きちんと、相手に自分の声を届けましょう。

相手を尊重する姿勢

意見を伝える、ということは時に異なる意見を持つ人を相手にすることもあります。

その時に、いかに異なる意見を持つ相手であれ相手の事を尊重できるか、はとても大切なことです。

時に「議論」を勘違いして、相手の意見を全否定し、時には意見だけでなくその人自身のパーソナリティまでを否定するような人がいます。

言いたいことをいうことが意見を述べることではない

他にも、元々自分が聞きたい反応が決まっているのに、体裁上は「議論」と言うかたちで、相手を論破することだけを目的としている人もいます。

「歯に衣着せぬ物言い」というのは、思っている事を何でも好きなように言う様を賞賛しているわけではありません。相手に注意や忠告をする際にはっきりと物言いをするさまに用いられるものであり、単なる誹謗や批判であったり、言いたい放題している様を表すものではないと僕は理解しています。

時に、思っていることをそのままにぶつけることが、自分の意見を述べることであり、歯に衣着せぬ物言いをしていると勘違いしている人がいますが、それはあまりにももったいないことです。

そもそも何のために意見を述べ、交換をするのか

それは可能性を広げるためです。

再現性を高めるためです。

仮に相手を言いくるめたり、全否定できるだけの想いや考えが整理できているのであれば、「より良い方向はどこなのだろう」と言うかたちで話をしていくことができれば、それはより有意義なものになります。

コミュニケーションというのは、双方向におこるものであり、相手を傷つけるために行うものではないのだから。

 

それではまた

森部高史


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