「え?森部さんにもそんなことがあるんですか?」
現在行っている50人限定個別相談。
今日で4日目が終了し、13名の方とお話をさせていただきました。他の仕事や外部での講師業もしながらなので、なかなかの良いペースです。
その中で既に複数名の方から頂いたこの「森部さんでもそんなことがあるのですか?」という質問となったきっかけは、ある事実をお伝えしたこと。
そう、僕は嫌われているのだ。
羨ましく見えるのはなぜか
ありがたいことに端から見るととても「うまく」僕は自分の仕事や人生を運んでいるように見えるらしい。
先日、とある同業者の方にもそのようなことを言われました。
「森部くんは、うまくやっているよ、正直羨ましい。」
そう思って頂けることは、とてもありがたいです。毎日が楽しい。家族との時間もある。
ただ、上手くやっているようにみえる「らしい」としたのは、自分の中ではそれなりに大変な思いも、上手くいかないこともあるから。たくさんあるから。
毎日色々なことをトライしては失敗し、どうやったら上手く行くかを繰り返し、繰り返し、繰り返し、行っています。
自分の意見を発信すること
ブログやメルマガと言ったものもそうです。
元々、文章にして書くことは好きではありましたが、始めの頃は
「こんなことを書いたら何と言われるだろう」
と思って書けなかったこともありますし
1つのエントリーに2−3時間かかるようなこともありました。
それでも繰り返し行い続けることによって、今では15分から20分で1200文字前後のエントリーは書けるようになり、自分の意見も明確に述べられるようになりました。
そうすると、またひとつのある事柄が起こり始めます。
そう、嫌われ始めるのです。
「あいつはあんなことを言ってやがる」
「変わっちゃったよね」
「あいつはダメだ」
色々言われます。
僕も色々言われてきましたし、今も言われています。
最近の事例
先日24時間のうちに定員となった50人個別相談枠。また3時間で定員となったゲスト講師をお招きしてのセミナーでの募集に関しては、ブログからはじまり、SNSやメルマガで複数回お届けしていきました。
それに関して、つい最近言われたことは
「お前、必死だな」
です。
昔の自分であれば、それで怯んでしまっていた所もあります。
傷つき、泣いていました。実際に悔しくて泣いたことも今まで、一度や二度ではありません。
でもね、関係ないんです。実際に来てくださった方々はとても喜んでくださっているし、来てよかったといってくださっている。それが全てです。
だから今はこう言います。
「必死だよ、良いものを届けたいから。この機会を有効に使うことで、その人に必要なヒントがあると信じているから。だからあなたも来たほうがいいよ。協力してよ」って。
昔の自分と異なり、今の自分にできたもの。それは覚悟。
自分の信じるもののために、嫌われる覚悟ができたから。
ファンがいればアンチもうまれる
日本で一番ファンの多いプロ野球球団はどこか
それは巨人です。
では最もアンチの多い球団はどこか。
それも巨人です。
ではプロ野球球団の巨人軍がやることは何か。
野球です。
やっていることは同じなのに、強烈にファンを集めていくということは、それだけ色々なことを言うアンチも出てくるものなのです。
相手を傷つけよう、揶揄しよう、貶めようという意図があってはいけません。それは自業自得なので、普通に嫌われて下さい。
しかし、自分の気持ちを伝えているだけでも色々と言ってくる人はいるのです。
知人の話で笑ってしまったのは、友人の誕生日をお祝いするのに、ケーキの写真をとってSNSにあげたら
「私がダイエット中だって知っているのによくこんな写真あげられるわね!」という全くその誕生日には関係のない知人が言ってきたということがあったそうです。
もうこんなの当たり屋です。
だから、繰り返しですが、誰かを傷つけたり、貶めたり、卑下したりするような意図があるわけではなく、自分の信じるものをそのまま伝えている中でも何かしら言ってくる人はいます。
それは気にしないこと。
逆に、まだ誰もあなたのことを悪くいう人がいないのであれば、それは毒にも薬にもなっていない、ということ。
相手の心にのこらず、スルーされているということでもあります。
自分の信じるものをしっかりと伝えていくためには、ちゃんと嫌われよう。
アンチが出てくることに臆病になっているうちは、自分が信じているものを届けきれていません。
大丈夫、アンチの声は大きいから最初は驚いてしまうかもしれないけれど、その反対側には、ずっとずっと数も多く、愛情たっぷりにあなたを応援してくれているファンがいるから。
僕もありがたいことに、自分の思いを綴ることで
「力になります」
「安心できました」
「自分だけじゃないんだとても思いました」
「救われました」
と全国からそういったお声を頂いています。
自分の信じているものを、しっかりと届けていきましょう。
怖くなったり、不安になった時には、僕の背中をみてください。
類は友を呼ぶ、自分がどの世界に属していたいのか。そしてその世界に属していられるだけの自分でいられるのか。それだけで、自分が生きていく世界は変わっていきます。
最後に、僕もとても力をもらっている糸井重里さんの言葉を。
表現をして生きていくということは、 きみを大好きなひとが横を走ってくれているということであると同時に、 きみを大嫌いだという人も、いっしょについてくることなんだ。 そっちを見ちゃだめだよ。ぜったいに.
それではまた
森部高史