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経営脳

すぐにデビューできます、これさえやれば大丈夫って本当!?資格・協会・養成ビジネスの難しさと責任と

 

こんにちは、森部(@moribeimori)です。

 

いまは個人のパーソナルジム、ヨガ、ピラティススタジオなどは非常に多く、多様性も増えました。◯◯協会と名をつけて活動を行うところも増えました。

 

いまや、スタジオ経営をしていくためにはいわゆるレッスン料だけではやっていけず、資格養成をすることで成り立っているとも言われているそうです。(お金を稼ぐことに否定的なわけではありません。

プロである以上お金は稼ぐべきです。そうすることでさらに何かを生み出す活動ができるから)学ぶ側も責任を持って「選んで」いかなければいけない時代となりました。

 

とはいえ、様々なことを学べる選択肢が増えたことはとても良いことです。だからこそ、選ぶのも自分、選ばないのも自分の責任ということを大切にしていくことが必要です。

 

なぜそれを学びたいのか」「なぜそこから(その人から学びたいのか)」を明確にすることがとても重要になりますし、教える側は学ぶ側にも多様性が出てきているので「どのような想いを伝えていきたいのか」ということを強調し、伝え続けていかなければなりません。

学ぶ側として大切にしたいこと「誰から学ぶか」

何かを学びたい、というモチベーションは素晴らしいものです。

そこには自分のお金と時間を投資します。多くの人との関わりが生まれてきます。

 

人に関わるということはその人の人生に関わる、ということです。

 

今、世の中には多くの「テクニック」が存在しています。

「すぐに使える」というテクニック、それが必要なケースもあるでしょう。

しかしながら、それではやはり小手先、その程度のもので立ち行かなくなることも多いです。

 

根本にあることを理解せず、切り売りされたものだけを信じていては自分も苦しいし、おそらく未来のクライアントも苦しくなります。表面的なことばかりを追うことになるから。

知識はいつでも後からつけることはできる

極端な話、技術やテクニック、知識は後からでもどのようにでも補っていくことができます。

だからこそ、「なぜそれを学ぶのか」という内発的な動機、そして「誰から学ぶか」が大切になってきます。

 

東京から大阪に行きたいのに、反対方面の長野行きの電車に乗ってしまったり、宮崎に行きたいのに同じ方向とはいえ鹿児島行きに乗ってしまっては目的地にはたどり着けません。だからこそ一番はじめは肝心なのです。

 

その資格は何を目的としてつくられていますか?その資格を作った人はどのような想いをそこに込めていますか?

その人はどのような人ですか?

その団体・講師のレッスンやセミナーは受けましたか?

そこから何を感じましたか?

講師陣の単なる経歴だけではなく、その人柄などを知るために、学び始める前に直接会う機会をつくりましたか?

 

レッスンでなら確実に会えます。

その後に話をすることもできるでしょう。地理的な問題で直接会う機会がないとすれば、その人を知っている人からの評判はどうですか?

下調べに時間をかけること

自分が一念発起して、学びたいと思い、貴重な時間とお金を費やし、これからの方向性に大きく関わってくるのですから、そのスタートを切る前の準備に一番時間をかけるべきです。

動き出してしまえばそのあとはあっという間ですから。最初のスタートを間違えた、準備を怠ったためにその後の軌道修正に大変多くの時間がかかってしまっている人は少なくありません。

 

でもそれも選んだ自分の責任です。下調べは念入りに行ってください。

 

よく言われますが、国家資格・民間の資格、様々なものがありますが資格が食べさせてくれるわけではありません。

 

どのような形の資格であれそれはただの紙切れで、そこからがスタートです。

厳密に言えばレース当日にようやく靴を履いたかな?というくらいです。

協会、といってもその母体や成り立ちを知っていますか?

また最近は◯◯協会という名をつけて活動を行っているところも多いですが、協会と名乗っていても単なる任意団体ということもあるようなのでこの辺りも注意が必要ですね。

上手に広く大きくビジネス展開をしているから素晴らしいものを提供している、とは言い切れないところもあるので自分が何に共感できるのか、を考えるといいと思います。

 

あなたはどんな人からレッスンを受けたいですか?どんな人と長いお付き合いをしていきたいですか?

自分がそうなるにはどうしたら良いですか?

 

そこに答えがあると思います。

教える側として

養成コースを作るのは並大抵のことではありません。

資料やプログラムの作成、想いを伝えていく過程、人集め。想いを共感してくれる人たちと力をあわせて社会に価値のあるものを作り出していくことは素晴らしいことです。

 

いまや何かを学びたいという人たちは多様化しています。

それがゆえに中には一度もそのレッスンやセッションを受けたこともないのに

「これが良いらしいから学びたい」「この資格をとったら仕事を斡旋してくれるんでしょ。

え?しない?は!?」など理解に苦しむことを問い合わせてくる人も少なくないようです。

 

その団体が大きくなればなるほど、創生メンバーや初期メンバーとは「濃さ」が変わってきてしまいます。

創設者との距離も離れていきます。

設立当初にあった「その思い」が届かなくなっているメンバーも生まれてきます。

 

わかっているよね、では伝わらなくなるものもある。

 

多くのスポーツ選手のマネージメントをしているエイベックス・スポーツ株式会社代表取締役社長の伊藤正二郎さんは、担当されている選手のコンセプトを守り抜くために「もうわかっているから、そんなに何度も言わなくとも大丈夫ですよ」と言われるくらいに何度もお仕事をされている相手にも「この選手のこのコンセプトを大切にしています。ですからよろしくお願いします」ということを伝え続けているそうです。

 

それだけ一度崩れ始めてしまったら早い、ということなのだと思いますし、こちらが思っていることが伝わらないということなのだと思います。

 

伝える、ということはとても難しいですよね。

自分の本意をどこまで汲み取ってもらえているのか。

 

その人が学んだことを糧にどのような人生を歩んでいくのか。

考えることのできる「人を育てる」ことを大切にしていくことができたらより多くの実りとなるのではないかな、と思います。

 

資格や養成ビジネスが悪く言われることもありますが、それを否定しているわけではありません。

ぼくの周りにも養成コースを行っている仲間がいます。

それに携わることで人生がより豊かになった生徒も多くいます、

またその先のクライアントも人生がより鮮やかになっています。

 

それは素晴らしいことです。同時にそれをつくりあげる過程には「これを伝えたい」という熱い想いがあります。

それを形にする労力は並大抵のものではないことは想像に難くありません。

 

その想いを多くの人に伝えていくには自分の身の回りの範囲に色濃く伝えていくことも大切であり、より多くのマスに働きかけることで広げていくことも大切です。

両方必要なのです。

 

それができるのはこういった資格や団体を創設された方々のパワフルなエネルギーだと思います。

だからこそ、何を大切にしているのかを伝え続けていくことが大切なこととなりますし、関わっている人たちも創設者の想いが何なのかを常に心の片隅において活動をしていくことが大切になります。

 

まとめ

学ぶ側として気をつけておきたいことは「なぜそれを学びたいのか」「なぜその人から学びたいのか」

教える側としては大切なことを、大切なこととして当たり前に伝え続けること

いつも、いつでも初めの一歩

 

それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている