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夢は大きくなければいけないの?

あなたの子供の頃の夢はなんでしたか?

僕の小さな頃の夢は確か仮面ライダーになることでした。そして小学生になる頃には博士になることが夢でした。なんか、かっこいいじゃないですか、博士って。物知りな感じがして。

 

そしていつしか、その夢が限りなく現実的なものとなり、夢というものなのか、目標というものなのか、曖昧になってくる。

もしかしたら、それが「大人になる」ということなのかもしれません。

そもそも、夢ってなんでしょうか。

 

現実的なものでなければいけないの?

すぐに叶うようなものではいけないの?

夢は大きくなければいけないの?

 

人にとっては、夢物語のようなことがある人にとっては普通に行えること、と言う可能性もあります。

 

子供の頃に仮面ライダーになりたかった僕は、高校に進学する頃には、海外での生活を夢見るようになっていました。

 

その夢は、大学在学中に交換留学生としてハワイ大学に派遣されることで叶うことになります。

その後、アメリカの大学院に進学し、ハワイを含むアメリカの様々な州で仕事をし、計7年あまりを海外で過ごすことができました。

 

他の人からしたら、まるで夢のような話、となるかもしれません。

しかし僕には、現実でしかありませんでした。

 

どんなことにせよ、「絶対に無理だ」と思って取り組んでいたことはありません。

むしろ

【どうにかなる】

そう思っていました。

 

もちろん無理なこともこの世の中には存在します。

 

今から僕が100メートル走でオリンピックに出てメダルを獲得するということはまず無理でしょう。

でも「メダルを獲得する」という観点からしたらもしかしたら、今の年からチャレンジしておいたら、どうにかなってしまう競技が既に存在しているのかもしれません。自分が知らないだけで。

もしくは、今はなくてもいずれ種目として入ってくる可能性だって無いとは言い切れない。

夢、ではなく目標。そして通過点

要は、そこに可能性を見出して、自分がトライをしたいかどうかだけ、だと思うのです。

 

それができれば、夢は夢でなくなり、単なる目標。通過点になる、と。

 

それに夢が夢でしかなく、万が一それを達成してしまったら、その後に残るものはなんでしょうか。

 

最初のうちは達成感があるかもしれませんが、残るのは空虚感だけです。

 

僕たちの人生は、一瞬の積み重ねであり、流れがあります。

決して、一瞬の切り取りではないのです。

夢を夢のままに終わらさず、目標としての通過点とする。

 

その時に大切なことは、自分の中にある小さな「やりたいこと」を大切にすること。

 

「今から本屋に行ってマンガを買いに行きたい」

そうおもったら、いますぐに本屋に行ってマンガを買いに行く。

 

「今までやったことないけど、ケーキをつくってみたい」

そう思ったら、いますぐケーキの作り方を調べて実際に作ってみる。

 

ただそれだけです。

日々浮かんでくる、自分の中にある小さな「やりたい」をしっかりと満たしていくこと。

 

大きな夢なんて、自分の中にある小さな「やりたい」すら満たす事ができなかったら、叶えることなんてできっこありません。

 

だって、夢を見るのも自分であれば、夢を叶えるのも他でもない自分自身なのだから。

 

あなたの夢はなんですか?


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それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている