専門家が信頼を失う時はどのような時かご存知ですか?

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

 

現在、京都で行っている「自分軸での人生と仕事の作り方」を伝える【ぽのビジ】でもお伝えしていることでもありますが、そこでお話した時の皆さんの反応が予想以上に大きかったので、こちらでもシェアをしておこうと思います。


 

このブログや僕の講座に来て頂く方は、御自身の名前や腕でお仕事をされている方が多いです。いわゆる、専門家として、多くの方は個人事業主として活動されています。

 

鍼灸師、柔道整復師、理学療法士、マッサージ師、整体師、ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター、パーソナルトレーナー、その他セラピスト、士業などなど

 

そういった、高い専門性の方々がお持ちの方に共通する考え方であり、ともすれば、恐れていることがあります。

それは、【顧客からの信頼を失う】こと。

 

その時によく聞かれる話が

 

「発信をすることが大切だということはわかるのですが、【間違ったことを言っては行けない】と思うと、発信することがとても重荷になって、なかなか発信できないのです」

ということ。

 

気持ちはとてもわかります。

 

僕自身も、「こんなことを言ったらどう思われるだろう」と言うことが頭を支配し、なかなか思うように発信することができなかったことがあります。

間違った発信をしていたら、それは専門家としての信頼を失う。

 

そう思っていました。

 

これは発信だけではなく、自分の元を訪れる人が去っていくことも、専門家としての力が足りなかったから、離れていってしまうことがある。

そう思っていました。

 

そう、これが大きな間違いなのです。

 

専門家が信頼を失うときというのは、専門家としての領域でのミスや失敗で信頼を失うということは、ほとんどありません。

仮にあったとしても、その失敗は取り返すことができるのです。

 

本当に信頼を失ってしまう理由。

 

それは専門領域以外の所にあるのです。

 

例えば、髪を切りにいったとしましょう。

 

あなたが切る側の美容師であったとしたら

「あぁ、、、ここのカットはこうするべきだった」
「ここは、こうやってセットするべきだった」

などと思うことがあるかもしれません。

 

そして、その担当したお客様が次から訪れなくなってしまったら

「やっぱり、自分のカットがうまくいかなかったせいで、、、」

と思ってしまうかもしれません。

 

しかしながら、本当にそうなのでしょうか。

 

逆の立場で考えた時、ちょっとしたカットの間違いやそれこそ、他の人と比べた技量の差というのは全くと言っていいほど気が付きません。

そうですよね?

 

仮に満足がいかなかったとしても、それが本当に技量によるものかどうかというとそれも怪しいです。その人の虫の居所が悪かっただけ、、、ということだってありうるのです。

 

ロングヘアを整える程度でという注文だったのに、バリカンで刈り込む、というようなものはあからさまな失敗といえるでしょうが、そうでなければ専門領域での失敗というのはほとんどのケースで取り戻すことができます。

 

問題は専門領域以外の時なのです。

 

そう、専門家が信頼を失うのは、その専門領域以外でのことなのです。

 

専門領域以外で信頼を失う行為というのはどういったことがあるでしょうか


  • 「やる」といった約束を守らない
  • 期日を守らない
  • 連絡が途絶える
  • SNSで他者を誹謗中傷している
  • 普段からネガティブな発言や振る舞いをしている
  • 言葉遣いが横柄である
  • 服装がだらしがない
  • 清潔感がない
  • 酒癖が悪い
  • 自信がない
  • 自分のことを大きく見せる(過大評価している)
  • 虎の威を借りている

などなど

あなたが、過去に誰か専門家の力を借りたけれど、その後その人からサービスを受けなくなった理由というのは上記のような理由が該当しないでしょうか。

 

それは、決して専門的な領域での理由ではなかったはずです。

 

ちなみに僕も先日、ある専門家の方のサービスを受け続けていたのですが、年内でその方とのお付き合いを辞めることにしました。

 

その方は、専門家としての最終的な仕事の部分ではきちんと形にはしてくださいましたが、約束を守っていただけないことが幾度か続き、人としての信頼感を失ったためです。

専門家としてのお仕事としては、間違いのないお仕事をしていただきましたが、継続的な関係性を築いて置きたいと思えなかったということが一番大きな要因です。

 

そして、その方とは直接お話しし、お約束を何度もお守りいただけなかったことをご本人も自覚していたために、解約となりました。

そのことに関してはすんなりといきましたが、後日メールにて、こちらを批判するような文面が届きました。こういった点からも、やはり解約をして良かった、と思った次第です。

 

もしもあなたが、、、

 

もしあなたが、「専門家としての信頼を失うかもしれない」と恐れているのであれば、それが専門領域のことなのか、それとも専門領域以外のことなのか、客観的にとらえなおしてみてください。

 

専門領域のことであれば、努力をしていく必要はありますが、そもそも自分の力量が足りなくて、、、と思うような時には、自分の力量を大きく上回り、手が出ないというような方があなたの元を訪れることはありません。

逆の立場でもそうですよね?

 

そこで、「自分はまだまだダメだ、、、」と落ち込むのではなく、今の自分のもとに来てくれている方を大切に、その方たちの期待に答え、その方たちの問題を解決する事に全力を注いでください。

 

そうすることで、自分自身のステージは少しずつ上っていき、ある日突然ステージが跳ね上がります。

 

もし、あなたが「専門領域以外のこと」で信頼を失うことが恐れているのであれば、その事柄を客観的に捉えなおしてください。

 

専門領域での信頼の欠如は取り戻せますが、それ以外のことが原因となり、信頼感を失うようなことがあると、これを拭い去ることはなかなか出来ません。

 

どんなに言葉でとりつくろっても自然と出てきてしまうものだからです。

 

自分を客観的に振り返る

 

普段の言動は一致していますか?約束を守っていますか?


  • 言うことは言うのに、結局やらないという言動の不一致が最も信頼感を失います。
  • 何気ない発言がネガティブになっていませんか?
  • 「仕事ではなくて、いまはプライベートだから」、なんていう理由で羽目を外しすぎていたり、横柄な態度をとっていませんか?
  • ありがとう、ごめんなさい、よろしくお願いします、がきちんと言えていますか?

 

信頼を積み重ねることには時間がかかりますが、信頼を失う時はあっという間です。

 

そして、失った信頼を取り戻すことは至難の技です。

 

あなたの専門性を待っている人がいます。
あなたの力を必要としている人がいます。

 

だからこそ、「これでは専門家としての信頼を失うかも、、、」と思うのではなく、客観的に何も足さず、何も引かずに自分自身のことを振り返ってみてください。

 

既に来てくださっている人たちを大切にし、その人達の課題や問題を解決する手助けをしっかりと続けていってください。

 

専門領域の問題で、専門家としての信頼を失ってしまうのではないかと恐れることなく。

 

それではまた

森部高史


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