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【身体の専門家として活動するひとり治療院・サロン・ジムの方へ】
巷でよく見る「月商○○○円!」「月商7桁!」というような謳い文句、あれって目指すべきものなのでしょうか?
きちんと売上をたてることができる、ということは個人事業主としてとても大切なことではあります。プロの条件はきちんと成果をお金に変えられることだから、売上をあげなくていい、と一ミリでも思っているようなことがあれば、それはプロではなくて趣味でしかありません。
とはいえ、僕は魔法の杖をふって、その一振りで「月商○○○円!」みたいな甘い文句を使うつもりは全くありません。それは十分に可能なことだけれど、それで釣られるようなコミュニティは深い芯が生まれないから。
特に初期に売上を一番の目的化してしまうことの危険性
とはいえ、月商を7桁!のようにすることが目的化してしまうと、その人は必ず落とし穴に落ちてしまう。なぜならそれはほとんどの場合「最大瞬間風速」として出している売上を切り取って成果報告しているから。
お金は稼ぎ方よりも使い方のほうが大切だから、なぜその金額が必要でそれを何に、何のために、がわかっていなければ結局いつまでたっても「売上が伸びない」「売上が落ちてきている」という焦燥感に追われることになるから。
大切なものを見失っているままに、売上を上げたところでそれには何の意味もありません。
「こういった仕事はお金じゃないよ」、の功罪
よく聞くフレーズです。
「こういった仕事はお金じゃないよ」って。
しかし、本当にそうなのでしょうか?そう言って、お金を受け取っていたら、「なんでじゃあ受け取っているの?」となりますよね。
身体に関わる世界は「お金が大切なことはわかっているのに」そこをぼかし続けてきたから、今でも自己犠牲をもとに仕事をして、それしか道がないと思っている人も多い。だから皆、自分の心身を削って人の体を見続ける。
でもそれって本当にクライアントのためになっているのかな?そして何より、それをしているあなた自身は幸せなのかな?そんなあなたを見ている友人や家族は?
お金のことだけを考えるのなら、ITや不動産など違う仕事をしている方がよっぽど率は高い。でもこうやって身体に関わる仕事を選んでいるには理由があるわけじゃないですか。
身体の専門家であるあなたが持っているポテンシャル
身体の専門家として活動する人たちは、真面目で、献身的で、謙虚で、優しく、勤勉な方がとても多い。
だからこそちゃんと活躍して、金銭的自由も、時間的自由も得ることは可能だし、何より楽しく、幸せに仕事もして、自分のプライベートも充実させていく、ということは可能なんです。
というより、やらなければいけない。それはもっと多くの人に健康や、目標を達成する喜びのサポートをする技術や知識をもっている身体の専門家であり、この業界のあとに続く子たちに道を示し、残していくためにも。
○○じゃない、と言っていいのはそれを手にしている人だけ
こういった身体に関わる仕事はお金じゃないです。本当に恵まれた、やりがいのある、楽しい仕事です。
でも、お金じゃない、って言っていいのはお金を持っている人だけなんですよ。
お金だけに限らず、「○○じゃない」って言っているのは、必ず「すでに持っている」人が言うもの。
「学歴じゃない」という人はみな高学歴(または、合格したあとに中退)
「顔じゃない」という人はみなイケメン・美女
そういうものですよね。
だから僕は、もっと「こういった仕事はお金じゃないから」と本当にいえる身体の専門家と一緒に進んでいきたい。
アスレティックトレーナー(ATC)としてのバックグラウンドを持ち、ロルフィングというボディーワークを行うセラピストとして活動してるからこそ、伝えられることがあります。
2018年は毎月のように開催していたぽのビジも、2019年は後半なってはじめて初回を開催します。あと何回今年開催するかは現在のところ未定です。
とても良いコミュニティができています。
休むことが怖くて、働き詰めでどうしたら良いのかわからなかったという人が、大切な家族と時間を過ごしながら売上を最大化している人もいます。
「月商○○○円!」とよく聞く宣伝文句も、さらっとクリアして、あくまでも通過点でもっと大きなチャレンジをしている人もいます。
本当に大切なことはなにか、仕事への情熱を取り戻している人もいます。
それもこれも、まずはその一歩を踏み出したから。
チャンスはあと2回。
一緒に進んでいきましょう。お待ちしています。
P.S:仕事の全体像を見直していきたい方は1Dayのこちらもご検討ください。
【身体の専門家対象:
キャリアロードマップの描き方
~楽しく長続きし望む対価を得るために~】
それではまた
森部高史