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セルフコントロール

機会があれば、と言っている時点でその機会を逃している件

 

誰が言ったのか、「チャンスの神様は前髪しかない」だから後から掴もうとしても手のひらをするりと抜ける、、、と。

 

前髪しかなかったらどんな髪型しているんだ?って思ってしまいますが言いたいことはわかります。

 

機会があれば、、、?

 

良くある「機会があればお願いします」という常套句。

 

これってなんとなく使っている人は使っていると思いますが、相手からしてみたら「あ、この人からの連絡はないな」と取られることが多いでしょう。

少なくとも僕はそう受け取ります。

 

なぜなら、顔を合わせている・言葉を交わしている時点でもうそれが「機会」だから。

 

社交辞令は必要ない

 

本当は興味もないし連絡をとることもないから、単なる社交辞令で言っている自覚があるならまだ良いと思います。

 

でも、本当は興味があるのだけど、今じゃないけどまた今度、、、と思っているのであれば

 

「この日はどうですか?」と話をするべきで

 

本当に予定がすぐにわからないのであれば

「機会を作って伺うのでまた連絡します」

 

と言っている方がしっくりくるし、相手との関係性も作りやすいと思いませんか?

 

「勉強させてください」というなら勉強しにきてください

 

この「勉強させてください」というのも、自分は信ぴょう性が低い言葉です。この言葉を言って本当に学びに来た人は少なくとも僕のところには一人もいません、0です。

 

相手との関係性がうまく作れない

なかなか思ったように事が運ばない

どうにもうまくいかない

 

そんな出来事が多く感じる人は、こういった曖昧な表現を普通に使ってしまってはいないでしょうか?

 

決断することを避けていませんか?

 

その原因は、自分が決断することを習慣的に避けているから。

 

繰り返しになりますが本当に興味がなくて社交辞令で相手を傷つけないように、とおもって「機会があれば」と言っているのなら良いのです。

 

でも、そうではないのなら、きちんと自分の意志を伝えること。

自分で決めて行動に落としこむこと。

 

それが、自分の望む方向に進めてくれる第一歩。

その決断するという行為を大切にしていたら道が開けていくのだと思います。

 

それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている