発想の壁をつくらない

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

自分にとっての当たり前は人にとっては当たり前ではない。

そう言われることは多いですが、それであってもなかなか自分の当たり前を認識することは難しいですよね。自分にとっては何の違和感もないことですから。

そして専門家として仕事をしていると、その専門家の中で培われている「当たり前」が自分たちの世界を思っている以上に支配していきます。

この「習慣による当たり前」というのは、違和感を感じてもそこから抜け出すことがなかなか難しい。例えるなら、日本語が当たり前の世界にいたはずなのに、ある日突然目が覚めたら英語しか通じないということになったら面食らうのと同じです。

僕自身はセラピストとして活動しており、治療家ではありませんが、鍼灸師、柔整師といった治療家の先生方の業界には外から見ていると不思議な世界が広がっています。

例えば、事業拡大。

そう聞くとどう思うでしょうか。

 

「すごいな!」でしょうか。

それとも「自分もいつか!」、でしょうか。

「負けてられないな!」、それとも

「自分には無理だよ、、、」でしょうか

 

この言葉に感じるものは人それぞれかとは思います。

個人事業主が自分軸の人生と仕事をつくっていく「ぽのビジ」を通じて多くの治療家やセラピスト、パーソナルトレーナーと言う方々とお会いするのですが、その中で特に治療家の方々に共通する固定観念によるがあるように感じています。

それが事業拡大についてで、なぜか治療家の方々は事業拡大=店舗数を増やすという思考になっているのです。

店舗を増やすことは本当に事業拡大につながるのか

確かにそういう時代はあったのだと思います。

保険請求を出して、それが通っていた時代、いわゆる不正請求が横行していた時代の話。そして現在ほど、僕がおこなっているような代替医療と言われる分野の選択肢が少なかった時代は、店舗を出せば出すほどそのまま上手く回るということもあったでしょう。

しかしながら今や時代は違います。

保険請求に関しては、厳しい目が向けられるようになり、正しく使用されるようになりました(当たり前の話ですね)。

「昔は良かった」や上の世代の方でそれで成功した方々のモデルケースをそのまま信じて拡大路線に行っても、そのやり方でおこなっても入ってくるものが少なくなっているのです。(そもそも間違った形を悪用していることで成り立っていたわけですが)

そのモデルケースを未だに「当たり前」の形として、先人や数字しかみないコンサルにあたってしまった治療家の方々は悲惨です。

「お前もそろそろ一人前になるために二店舗目、三店舗目を出さないとだめだぞ」

と言われることもあるようですが、多店舗展開して持続できるのであればそれは素晴らしいことではありますが、一人前になるには多店舗展開しなければいけない、というわけでもありません。

ランニングコストを考えていますか?それを補う形は?

さらに、複数店舗を経営するとどうなるか、というと当然ながらオフィスの賃料、そして自分以外の人を雇う人件費が重なってきます

ちょっと考えればあたり前の話なのに、自分が行う立場になるとなぜか

 

「いける!!!」

 

と思ってしまうようですが、それは無謀すぎます。

 

基本的に多店舗展開していくということは、自分が一人でやっていたときのように、自分の腕があるから、自分にお客さんがついているから、他の店舗もうまくいく、というわけではありません。

自分がいなくても、上手く回るためのマニュアルづくりが大切になりますが、そのマニュアルもないまま、店舗を用意して、スタッフをいれて、「任せた!」とやる人が少なくないのに正直驚きを隠せません。

 

オカネモッテマスネ…

という感想しかでません。お金をドブに捨てるようなものです。

 

そして、その分を補填するために、自分がまた頑張る。すると他のスタッフとのコミュニケーションが上手く取れなくなる。関係性も悪化する、という悪循環に入っていきます。

でもこれも、「周りがそうやっているから」という形で疑問を持たなければ、その構図の中でどうにかやろうとするものだと思います。

 

法人化して、他事業展開しつつ、店舗展開をしていくという視野があって行うのであれば良いとおもうのですが、個人事業主として開業していて、特に法人化する考えもなく、自分の活動が満足であるのであれば、自分が欲しい金額に対しての働き方を考えれば良いのです。

そう考えれば、毎日定時の10時から18時までといったように開業している必要もないわけです。

「だってみんなそうやっているから」

という声が聞こえてきますが、それは「あなたがしたいことなのです?」という問いかけは常に投げかけておきたいと思います。

自分の世界にこもらないこと

何も奇抜なことをする必要はありません。

でも自分が「あたり前」だと思っていることに対して「本当かな?」と思うことは大切です。

専門家の世界はとても狭いです。

その狭い世界の中に自分を合わせていくのか、自分の世界の中で専門家としての技術や知識を活用していくのか。

それだけで思考や行動の幅はかわってきますよね。

「自分にとって」どんな人生を歩んでいきたいのか、そこをベースに仕事を考えてみると全く違うことが見えてきますよ。

 

今週末25日の日曜日にぽのビジのプレセミナーがあります。

それではまた

森部高史


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