情報を与える人・答えを与える人

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

本当に便利な時代になったので、ちょっとわからないことがあれば
インターネットに接続すればすぐに色々なことがわかるようになりました。

世の中には情報が溢れています。

そしてそれらは2種類あります。

「情報」と「答え」です。

あなたが求めているのはどちらでしょうか?

答えと情報、それぞれを必要な時

今すぐ何か明確なものがほしい事がわかっている時に必要なことは「答え」です。

例えば、ハンバーグをつくっていて肉の臭みを消すには何が必要だろう、、、というときには「ナツメグ」、というように。

答えを出してもらえると、迷わなくて済みます。

「これでいいのだ」という安心感も生まれます。

 

それでは「情報」はどのような時に探すのでしょうか。

 

それは、はっきりとはわからないけれど、それに対する解決策やサポートしてくれるものがあるのではないか、という時です。

先程の具体的事例(ハンバーグを作る時に肉の臭みを消す)より抽象度が増している段階です。

例えれば「お肉料理が食べたい気がするけれど、お肉料理にはどんなものがあるのかなぁ」という感じです。

手段と目的がいれかわらないようにする

情報も答えも、どちらも大切なものであり必要なものです。

ただ、時にそれらが落とし穴になってしまうこともあります。

正解だけを求めてしまう時に気をつけたいこと

正解を求めていると、それが唯一無二だと思ってしまうと、他のものの良い点を見ることができなかったり、その「正解と思っていたもの」が通用しなくなった時に、また「別の正解」を求めてさまよってしまうことがあります。

セミナージプシーと言われる状態です。

セミナーに通い、知識や技術の研鑽を行うことは必要なことですし、素晴らしいことです。

その時に、最も多くの成果を出す受け方は「唯一無二の正解」というわけではなく「他にも多くあるアプローチのなかで、自分が今必要としているもの」というくらいの認識で受けていることです。

情報を求めている時に気をつけたい落とし穴

また、逆に「情報」をもとめている時の落とし穴はどういったものでしょうか。

それは、「目的地がわからないままに迷子になってしまう」ということ。

 

「答え」を求めているときよりも「情報」を求めている時は、抽象度がグッと上がります。

大抵の物事の本質は抽象的ですから(侘び寂び、などは最たるものですね)セミナーを受講中は、「ついにこういったものに出逢えた!」となるでしょう。

自分が求めているものの方向性に触れられた時は嬉しいものです。希望の光がともります。

ただ、セミナー期間がおわり、そこから1つ離れたときには、やはりまた迷子になってしまう人が多いです。

「私は良いものを知っている、良いものに触れてきた」

その想いは自分の中に大切にあるけれど、自分が生活をしている日常生活のレベルに落とし込むことができずに迷っている状態です。

 

こちらのパターンは、少し極端かもしれませんが「良いことをやってきたのに、これでいいのかな、、、」と自信を失ってしまう人と

「あなたたちにはわからないよね」と、自分が理解されないのは、あなたたちがこのレベルに達していないから、という人にわかれているように感じます。

自分自身が世界を狭めたり、逆に広がりすぎて迷子にならないために

正解を伝える人にしろ、情報を伝える人にしろ、伝える側は特に「自分はどちらを行っているか」というのは意識していないでしょう。

ただ、自分の行っていることは良いものだと信じているからこそ、人をひきつけるし、考え方や手法を伝えていけるし、多くの人に影響を与えられるのだと思います。そしてそれらのものは、実際良いもので、価値のあるものです。

 

自分自身が世界を狭めたり、逆に広がりすぎて迷子にならないためにも、受講する際には

「この人はどちらのタイプなのかな」

とか

「このセミナーはどちらに分類されるのだろう」

そんな風に考えてみると見えてくるものがあります。

 

伝える立場に立つことが多い自分も、受講者の方の世界を狭めたり、また迷子にさせたりすることのないようにと思っています。

 

それではまた

森部高史


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