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経営脳

トレーナーやセラピストじゃ食えないって誰が決めたの?

トレーナーやセラピストで生計を立てるのは難しいのか?

「トレーナーって食っていけないじゃないですか」
「セラピストって食べていけないじゃないですか」

こんなことを何度言われただろう。

その度に「でも俺食ってるよ。これで食っている仲間たくさんいるよ」

そうアメリカ時代から言っていました。

 

そして「食えない」と言われる度に悔しかった。

自分の周りには、きちんと自分の仕事の価値を伝えてその対価を勝ち取っている人たちがたくさんいたから。

トレーナーやセラピストとしての仕事がない、は本当か?

自分の前職であるトレーナー業などでも「仕事がない」というセリフはよく聞かれます。

でも自分の周りでは仕事の求人がドンドン回っている。「こういう人いない?」という風に。

 

要はその層に自分が届いていないことをみな、まとめて「仕事がない」「喰えない」と言っているだけでしかないのだ。

残念ながら、あるところにはある。それが現実。
自分がそこに適切なアプローチをかけて、知ってもらっているかどうか、その場にふさわしい自分でいるかどうか、なのだ。

 

業界は違うけれど、以前とある業界の食事の席に同席をさせていただいた時に、ものの20分ほどの会話の中で高額の仕事のオファーが成立したのを目の当たりにし、「こうやって回るところでは回るのだな」と実感しました。

ない、ないと言っていたら当然ないのです。
そして、そうやって言っている方が、自分を正当化できるから。

仕事が見つからないのは、喰っていけないのは「市場に仕事がないからだ」」って。

仕事は与えられるものじゃない。仕事は作るもの。

どこかで僕たちは、仕事というものは天から降ってくるかのように「これが仕事です」と与えられるように思ってしまっている所があるのではないだろうか。

でも仕事は無条件に与えられるものではなく、自分が作り出すもの。

自分がいかに価値を正しく伝え、その価値を提供しているかどうかではないでしょうか。

価値を正しく伝えるということは簡単ではないことだけれど、身を立てているひとは必ずそれを行っています。

一生懸命頑張っている人が報われない、そんなのは嫌だ!

Kukuna Bodyとしてお仕事をさせていただいているなかで、多くのトレーナー、セラピスト、インストラクターといったフリーランスや個人事業主の方々と時間を共にする機会が大変多いなか、一生懸命、真摯にクライアントの方々に向き合い、努力をしているにも関わらず、仕事が思うようにいかない、という相談に乗らせて頂くことも少なくありません。

人や環境のせいにして、自分の身を立てられないひとはさておき、一生懸命、真摯にクライアントの方々に向き合い努力をしているのに仕事が思うようにいかない、というセラピストやトレーナーを無くしたい、そのためのお手伝いをしていきたい、自分に伝えられることは伝えていきたいとずっと思っていました。

去年の7月にオフィスを麻布十番に移転し、広くしたのも、集える場を作りたかったから。

経営者は孤独、だからこそ正しい努力の仕方を知る必要がある

個人事業主・経営者は孤独だから、不安になるから、だから伝えたいことが沢山ある。

何より「こういう風にやれるんだ」ということを自分が見せることができたら、「無理」が「できるかも」になってくれると思っています。だから集まれる場所をつくりました。

そして「できるかも」と思ってくれた人たちが「できる!」となってその価値を届けていける人たちが増えれば、必要としている人たちがもっともっと楽になり、みんなハッピーになれるから。

トレーナーやセラピストは技術を磨くだけでなく、その価値を正しく届ける力をつける必要がある

5年前に帰国して、当時は全くと言っていいほど知られていなかった(今も知られているとは言いがたいけど)ロルフィングなんていうものを生業にした自分。

そんな聞いたこともないようなものだから、なかなかうまくいかないこともあったし、今も全てが思い通りにいくわけなんてない。それでもありがたいことに、多くの方の支えがあり、今もどうにか自分のやりたい形をつくることができています。本当にありがたいことです。

しかし、どうやらそれも外から見ていると

「べぇさんは上手くやっているなー」という感じらしい。

全てが順風満帆にいくはずがない

「うまくやっているな」

そう思ってもらえることは嬉しいし、ある一定の価値を世の中に提示出来ているということでもあるのだと思います。

社会に貢献出来ているのだと思います。

 

でも、僕は多くの失敗してきているし、嫌な思いも辛い思いも、文字通り涙で枕を濡らした日も、悔しくて悔しくて眠れなかった日々もあります。たくさんあります。

その時間があったから今の形が(今のところは)作れているわけで、全てが順風満帆なんてわけがあるわけない。

たくさん転んで、でも起き上がって、また転んで、起き上がって、の繰り返し。

なんでそれでも起き上がれるか、ってこの道の先に自分の求めるものがあるから。

そしてその道は自分で選んだ道だから。

やっていないことはわからない、だったら迷う暇があるなら「やってみる」

自分はとっても不器用な人間で、だから自分でやってみないとわからないことがたくさんある。自分でやってみないと納得出来ない所もある。

だから、とにかくやってみるというスタンスできている。

結果的にその全ては血肉になるのだけれど、やらなくて良い努力や頑張りというのもそこには確実に存在していたということも今だから振り返ってみてわかる。無駄な争いをしていたことも。

たまたま自分は頑固な心と、丈夫な体があったからそういった摩擦にも耐えることができたけれど、それはそれできつかったし、「そんな所で頑張る必要ないよ」と教えてもらえていたらもっと、自分がやるべきことに集中してより早く自分のやりたい形で物事に取り組めていたのだろうな、とも思う。

時間は限られているからこそ、何が大切で取り組むのかを知ってほしい

僕達の時間は有限。だから、自分が望んでいることにそのエネルギーを注げたほうが良い。必要のない頑張りに時間を費やすよりも、必要なところに費やせたほうが良い。

でもそういうことって、誰かが言ってくれたらわかるけれど、言われなかったらわからなくて、無駄に凹んでしまうことだってある。

だからそれを伝えていく場をつくるために、毎月25日のKukunaの日では身体以外のこともお話する機会をつくっています。

そこでもらう反応をみて、やっぱりもっと伝えていかなければいけないことがある、と強くおもって、だからその場をつくりました。

べぇビジ0期が昨日スタートしました。

これからの皆さんの変化が楽しみですし、これからの皆さんをどのようにサポートしていけるか、とても楽しみです。

現在、こちらの講座はプレセミナーを随時行っています。

興味のある方はこちらをご覧頂く(ぽのビジプレセミナー)か、ニュースレターに登録をしておいてください。そちらで募集をします。

 

ちなみに結果が出せる人と出せない人の違いの1つは、「即断即決」ができるか。

このあたりのことは当日お伝えしていきます。

より良い世の中のために、僕達ができることはたくさんある

トレーナーやセラピストと言った人の身体や健康、そして心の状態にも携われる、影響を与えられる仕事が求められていないわけがないのです。

そして僕達ひとりひとりが、もっとその価値を提供することができたら、この世の中はもっと優しく、もっと明るく、もっとイキイキしたものになると思うのです。

 

もし、これを読んでくださっているあなたが、一生懸命やっているのにうまくいかず、どこか悩んでいたり、迷っていたりするのならKukunaのドアを叩いて下さい。

いろいろな人が繋がれる場所としてKukunaはあります。

それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている