以前ツイッターを見ていたら「人の前に出る仕事の人へ。」という連載者に目が止まりました。
書いていらっしゃる方は劇団キャラメルボックス製作総指揮の加藤昌史さん。
拝見していて、本当にそうだなぁ、、、とおもうことがたくさんあります。
上機嫌でいるということは別に、常にハイテンションでいるとか、ポジティブシンキングでいる、とかではないと思うのですが、相手がどうしたら心地よい空気でいられるか、そのためには自分はどのような立ち居振る舞いをしているか、を意識しているかではないでしょうか。
それが計算ではなく、自然と心から湧き上がるように行えているのが理想だと思います。
コミュニケーションの上手さを決めるもの
コミュニケーションは言った言葉できまるわけではありません。放たれた言葉をどう「受け取られるか」です。
同じ空間を共有しているのに仏頂面でいられてもコミュニケーションをとれるわけもなく、「別に機嫌悪くないんだから話しかけたらいいじゃん」と言われても「いや、、、話しかけられる雰囲気じゃないし、、、」ってなりますよね。
先日も新しいオフィスの内見にむかい、僕が依頼している不動産屋さんはとても自然体で愛想がよく、礼儀も正しく気持ちよくお話をさせていただいていたのですが、物件管理先の不動産屋さんの対応は非常に理解しがたいものでした。
客商売なのに、挨拶がない、目を見ない、仏頂面。おまけに予定の時間に遅れたことに対しての詫びもない。
お仕事でお疲れなのかもしれませんが「俺はお前たちの相手をしたいわけじゃない」という風に感じてしまいますよね。
あまり気持ち良い対応ではなかったので当然そこの物件に興味が出るわけもなく。
自分の持っている雰囲気はどうか
自分自身が「話しかけられやすい」雰囲気をもっているかどうかはとても大切なもの。
ロルフィング®のセッションをしていて、嬉しいのはクライアントの方々が「最近話しかけられることが多くなった」とか「相談を持ちかけられることが増えた」などとお話ししてくれること。
それは無意識のレベルで何かが変わってきているから。
そしてそのことをナチュラルにやってしまうのは赤ん坊。
うちの子は本当に朝起きた時から上機嫌ですごいなぁ、、、と思います。
なかなか寝なくてぐずったりすることも当然ありますが、起きた時からの大きな笑顔にはこちらも笑顔にはなってしまいます。
そしてそんな彼女から学ぶことは本当に多いです。
今日の自分はどんな顔をしているだろう。どれだけ話しかけてもらえるかな。
それではまた
森部高史