フリーランス、という言葉について少し掘り下げて考える機会がありました。
フリーランス=freelanceという意味を調べてみました。
(中世に主君を取らず人に雇われて働いた)雇い兵
–Webilo英和辞典より
ということは、プロなんです。しかもバッリバリの。
どこかに属するということではなく、自分の力で切り開いていく、ということを当たり前にして、命を懸けているのです。
フリーランスのフリーは「自由」ではない!
ところがFree/フリーと言う言葉がはいっているからか、どこか「自由」とか「好きなことをしていていいよね」という風潮があったり、そう思わせてしまうだけの態度や行動がいわゆる「フリーランス」の人たちの中にはにじみ出てしまっている人も残念ながらいます。
でも、繰り返しますが本来の意味でのフリーランスというのは、自分には他に頼らなくても良いだけの実力があり、専門家としてその力を必要とされるだけの事をやってきている人、です。
僕の周りにはそういった意味で、正しい形で活動しているフリーランスの人もたくさんいます。
そこで思うのです、「自由」って意味を履き違えている人って多くないかな、と。
「自由」ってどんなイメージですか?
多分、「何にも縛られない」「自分の好きなことをしている」とかそんな「軽い」イメージを持つ人も多いと思います。
でも違うんです。
自由って本当は「一番厳しいもの」なんです。
自由には責任が伴う
なぜなら、そこには(自分で責任の取れる範囲で)という前置きが入るから。
自分で責任を取れるわけでもなければ取るつもりでもない人が「私の自由でしょ!」というのは大きな間違いなのです。
それは自分勝手、といいます。
それぞれの過程で、どこかのチームや会社にフリーランス・個人事業主として属すこともあると思います。
その中でいませんか、なんだか行動を起こさない人や文句ばかりを言っている人。
だったら、自分一人の力でやりなさい、ということなんです。
「私には私のやり方がある」
そういうなら、それを本当に自分の力でやってごらん、って。
嫌だったらその場を離れたら良いのです。そして自分の力で切り開いていけば。
この文章を読んで、「そうだよね!」と勇気づけられる人もいれば「は!?何言っちゃってんの!?何もわかってないくせに」「なんかむかつく」という人もいると思います。
その段階で自分がどのステージにいるか、ということもよくわかると思います、自分自身で気づけなくても周りの人間は気づいています。
変わるために必要なこと3つ
変わりたいと思うのであれば、覚悟を決めること。
決断をすること。
そして、自由の定義を書き換えること。
本当の自分を探す、なんて言って旅に出る人もいますが、本当の自分は外にはいません。
ずっとずっと前から自分の中にいるのです。
それを掘り下げ、向き合っていく作業。
その先に、本当の意味での自分らしい自由な自分がいます。
僕は身体を整えることで、そんな未来を提供しています。
それではまた
森部高史