人に関わる仕事をしていると、大切なメッセージを伝えるということを日常的に行うようになります。
お陰さまで僕が伝える事はわかりやすいと言っていただくことも多いので、同じように身体を見るお仕事をされている方々から「こういった時にどのように伝えていますか?」という質問をされることが少なくありません。
その時に大切にしていることは何か。
それは何を伝えるか、ではなくてどのように伝わるか、を大切にしているということ。
あなたのメッセージは相手に受け取ってもらえているか
どんなに素晴らしい世界トップレベルのありがたーい内容を伝えていたとしても、相手がそれを受け取る準備ができていないのであれば意味がありません。
パスタが食べたいのに「うちの天津丼は世界一だから!」といって出されても困ってしまいますし、靴が欲しいのにジャケットを勧められても困ってしまうのと同じように、その時目の前の人が求めていないことや受け取る準備が全くできていないことを提示しても意味がありません。
難しいことを難しく伝えることは簡単
また専門家として活動していると時に簡単なことを難しく伝えてしまうこともあります。
難しいことを簡単に伝える。
そのためには伝える自分が物事を理解していなければいけません。そしてその理解は知識として頭で理解しているだけでは伝わることはなく、自分自身の体験としての体感値がその言葉に乗っているかどうかは非常に重要な事です。
言葉なんて無力です、そこに心が存在しないのであれば。
なぜあなたはそれを伝えようとしていますか?それはなんのためですか?
時に、何も言わないことが最も伝わることもあります。だから伝えるって難しい。
言葉でどんなに伝えていても、あなたの何気ない仕草や態度、言葉のトーンや言い方で全く違うように伝わってしまうことだってあります。
あなたの
メッセージはどのように受け取られ、伝わっていますか?
それではまた
森部高史