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ひとりごと

広く浅くも大切にする。深さにこだわりすぎると視野が狭くなってしまうことも。

こんにちは、森部(@moribeimori)です。

 

アクセスしやすい情報の波、だからこそ気をつけたいこと

この10年くらいでぼく達の「学び」の環境というのは大きく変わりました。インターネットに繋がれば少し前では考えられなかった遠方の情報が手に入ります。

オンラインの講座、動画で説明をしてくれるもの。海外からの講師など集客の方法も大きく変わり、学びやすいという環境が整っています。しかしながらその気軽さゆえ、流行が「作られてしまう」ということもあります。

これを知っておかないと取り残されてしまう、というような恐怖感も時には生まれてしまいますよね。

 

現在もいたる所で海外講師が来日し、日本の有名講師陣が名を連ね、様々な資格取得セミナーが頻繁に行われています。その方々が何年も何十年もかかって積み上げ、整理した情報をシェアしていただける機会ですから、それは有効に活用していくべきだと思います。

新しい知識や技術を取り入れ、日々研鑽し、日頃向かい合うクライアントや患者の皆様に還元していく、ということはとても大切なことですから。

しかしながら、一生懸命であればあるほど、熱意がこもればこもるほど、時にそこで学んだこと「のみ」が”正解である”と錯覚してしまうこともあります。

様々なものに触れ、考え、感じることの大切さ

どの分野における学びでもそうですが、様々な価値観に触れることがまず第一です。

その上で、自分自身はどう考え、それを活用していくか。それが学びです

「これが正しいのだ」

そういう観点でとどまるものは「学び」ではなく単なる暗記となってしまい、時に他のものが視野に入らず非常に狭い世界の中で重箱の隅をつつくようなことに陥ってしまいます。

そのメソッドやアプローチは何を示しているのか、何をスタートとしているのかを理解すること

世間に広がるアイデアやメソッドのほとんどは素晴らしいものだと思います。同時に、アプローチの方法は違えど同じ方向性をみつめているものがほとんどです。

その根底に広がる基本的な生理学、薬理学、病理学、解剖学、etc…

その全てを網羅するのは不可能かもしれませんが、それをあまり触れないままに与えられた情報を鵜呑みにしてしまうことは、そのメソッドの良さを十分に発揮することはできません。

なぜならそのメソッドを考え始めた創始者はその辺りの知識は「当たり前」のものとして自身の頭のデータベースに入っていたはずだから。

それが本当の意味で示しているものは何なのか、を考える

例えばFMSのJoint-by-Jointの考え方では足首は動く関節、膝は固定であり、股関節は動く関節であると定義されます。

しかし、ボディーワークでは足首は固定であり、膝は動く関節、股関節は固定であると考えることもあります。正反対のことを言っているように見えますね。

でも、本質は同じことを示しています。その立ち位置や物の見方が少し違う。

大切なことはその「意図」はなんなのか。その「本質」が示すものはなんなのか。「目的」はなんなのか

それを様々な観点から考え、行動し、また考えるサイクルを繰り返すことが「深める」作業であり、決して誰かから「教わる」ということが深めるということではありません。

広く浅くをしっかりと行う。繰り返し行う。そうすることで、より専門的な情報や知識、講座というものがより活きてきます。

それによって初めて「学ぶ」ということが単なる情報としての知識ではなく、知恵となり身についていくのだと思います。

 

それではまた

森部高史


ABOUT ME
森部高史
株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。現在は自分の知識や経験をオンライン化していく方法を個人事業主や小規模法人経営者に伝えている