こんにちは、森部高史(べぇさん)@moribeimoriです。
知らないって損だなと思うことが多い今日このごろ。
何も難しいことではなく、単純に知っているか知らないか、ということだけで大きな差が生まれてきます。
例えば 今日の午前中は娘とプールに行ってきました。
ハワイに住んでいた時は海に気軽に入れましたがいつのまにやら帰国してから早6年。東京に戻ってからめっきり水の中に入る機会が減ってしまいました。
初めて行った区営のプール。驚いたのはその入場料。娘がまだ小さいこともあり、入場料はなんと50円。しかも空いている。東京のど真ん中で。なかなか広いし、キレイだし。知らないって損だな、と。
今の時代情報が溢れています。
金銭的な損得、だけではなく多くの問題やトラブルを回避できるかどうかは、単純に知っているかどうかだけで避けられたり無駄な時間を減らすことができるものも多いもの。
しかしその情報を活用できているか、というと、、、
出来ていない人が多いのが現状です。
イノベーター理論からわかること
アメリカの社会学者であり、コミュニケーション学者であるエヴェリット・ロジャースが提唱したイノベーター理論というものがあります。
それは消費者の新製品に対する行動を観察し5種類に分類したもの。
その5種類には以下のものがあります。
・イノベーター(革新者)(2.5%)
・アーリーアダプター(初期採用者)(16.5%)
・アーリーマジョリティー(前記追随者)(34%)
・レイトマジョリティー(後期追随者)(34%)
・ラガード(遅滞者)(16%)
イノベーターは新しいものを積極的に試していく人たちのことで、市場の2.5%程。革新的なものを好みます。
アーリーアダプターはイノベーターの次に世の中の流れに敏感な人。いわゆる影響力のある人達はこの部類に相当してきます。市場に16.5%いるといわれています。
アーリーマジョリティーは比較的慎重ではありますが、それでも平均的な人よりも反応が早い人達。ちょっと流行ってきたかな?くらいで反応する人。市場の34%の人をさします。
レイトマジョリティ−は動きが遅い。気にはなっているけれど新商品などにはちょっと懐疑的。だけど気になるから、周りの人たちが試しているのを確認したうえで、疑いながら試していく人たち。これも市場の34%といわれています。
ラガードは、新しいものには全く興味がありません。スマホがこれだけの勢いで広がっているなかでもガラケーを愛用していると言う感じです。
さて、僕たちがいるトレーナー、セラピスト、治療家業界について考えてみましょう。
業界全体をみていくと、これだけ情報がオープンになっている社会であるにもかかわらず外の世界と繋がることを良しとしていなかったり、自分たちの専門分野だけにとどまっている人が多い現状を見ると、社会全体から見るとこの業界はかなり動きが遅いと言えます。
情報のとり方や発信の仕方についての全体図からみたらラガードに分類されるでしょう。
専門分野の技術や知識は貪欲に学びますが、それをどう活かすか、また外の世界に対して(専門家ではない人に対して)その情報を届けるということに対して感度が高い人はまだまだ少ないです。
情報が無料であったり、勝手に手に入ると思っている人も多いのが特徴。
個人で発信を継続的に行っている人も少ないです。
ということはどういうことか。
少し意識して、勉強して、発信を続けていたらこの業界ではイノベーターやアーリーアダプターという部類に入り、第一人者になれるということ。
これは目の前のことだけを行っていてもなることは出来ません。
大きな流れを見極めること。
気づいている人は気づき始めて行動を起こし始めています。
さて、あなたはどうしますか?
もしあなたがいま、【壁にぶつかっている】と感じているのであればこちらの動画を御覧ください。
8月11日までの公開です。
↓
それではまた
森部高史