(動画はこのページの最後に)
今日は『乳がんから私と家族を守るセミナー』を行いました。
前回は6月に行い、今回は2度めの開催となります。講師は前回と同様に高溝さんに、乳がんについて知っておいてほしいこと、知っておくべきことをお話していただきました。
前回、開催した時に「もっと男性にこの場にいて欲しい」という僕の想いがあり、今回は男性の参加者および、ご夫婦で起こしくださった方々もいらしてとても嬉しかったです。
セミナーの詳細については、また妻の美香よりブログが上がると思いますので、僕は『第二の患者』としてお話させていただいた部分の動画をこちらにアップします。
追記:9月10日 アップされました!
家族は『第二の患者』と言われます。患者自身と同等、もしくはそれ以上に生活に変化が生まれるからです。
この動画の中でもお話しているのですが、当事者になると話が素直に聞けません。だから当事者になる前に、リアルな話を届けたかったから。
今、妻の美香は術前化学療法(抗がん剤)の真っ最中で約1ヶ月後には手術を行います。その術式によってその後の治療が決まりますが、それを終えれば「経験者」としての話になってしまいます。
よって、手術という大きな山を越える前の、家族という「第二の患者」としての今の僕が話を出来るのも今日が最後。
どうしても人間は過ぎてしまうことは忘れてしまいます。だからいま、このタイミングだからお話しておきたかったこと。
このお話は、僕一人の、個人の体験談でしかありません。だからこれが全てというわけではありません。
おわってからもっと伝えたかったこと、上手く言えなかったこと、もっと違う形で伝えたかったことなどが溢れてきて、上手にまとまっているとは言えないかもしれません。
でも、いつかこれを見てくださった方自身が患者に、または「第二の患者」となる時がきてしまった時に、少しでも役にたつことがあればと思いこの動画を公開しています。
50分程の動画になりますが、お時間ある時にご覧いただければ、と思います。
『第二の患者として』 from 森部高史 on Vimeo.
動画のアドレスはこちら
【https://vimeo.com/233104554】
『妻がガンになりまして』その他の記事はこちら
それではまた
森部高史