先日、「妻が乳ガンになりまして」でもお知らせしましたが、乳がんの治療には本当にお金がかかります。
そして家族は「第二の患者」と言われます。
患者自身もそうですが、その家族も同じくらい影響を受けるけれども自分自身は元気だから支えなければいけない、という気持ちで動き回りパンクしてしまうためです。
これを読んでくださっている方は「自分らしく人生を過ごしたい」「仕事を楽しんでいきたい」という思いがあると思います。
しかしながら、健康を失ってしまったらその全てを失います。
無知は不安を呼び、不安は恐怖を生みます。
いまやガン全体で言えば2-3人に1人、乳がんに至っては12-3人に1人と言われているこの時代。
自分自身、または家族、パートナーがその一人になることも決してない、とは言い切れない時代になってしまいました。
知らないと怖いことが、知れば具体的な行動に移すことが出来ます。
乳がんということについてもそうですが、なぜ僕が、「仕事の仕方」についていつもメルマガやブログで発信しているかというのは、こういった【家族の不測の事態】に対応できるためでもあります。
ぜひ、女性はもちろん、男性で仕事をバリバリ行っていきたいと考える方も、妻が乳がん患者となった私の生の声を聞きに来て下さい。
【乳がんからわたしと家族を守る】セミナー
日時:9月9日(土)14:00-17:00
定員:30名
場所:
国士舘大学 メイプルセンチュリーホール
5F 会議室
詳細はこちら
http://www.kokushikan.ac.jp/information/effort/maple_century_hall/
参加費(税込):
(お一人様)一般3,500円 リピーター2,000円
(ペア割引)一般2名で5,000円 リピーターさんとそのお連れ様2名4,000円
※リピーター:6/24の【乳がんから私を守る】にご参加いただいた方
※ペアは、男女問わず、ご家族でもお友達でも、大切な方とお越しください。
今年の6月に行ったセミナー【乳がんから私を守る】には、多くの方にご参加をいただきました。
講師の高溝さんは、自由が丘のサロン atelier Frangipan で医療用ウィッグを提供し、ウィッグのお手入れやネイルなどのお手入れをして日々がん患者の方と向き合い、勇気を与えていらっしゃいます。
高溝さん、ご本人も癌サバイバーでもあります。
講師プロフィール:
美容師歴 30年(1999年~2006年は、美容学校教員)
ネイリスト歴 7年現在、自由が丘にネイルとまつエクのプライベートサロンを運営する傍ら、
抗がん剤治療で脱毛に苦しむ方に、医療用ウィッグを製作する
患者さま専用美容室を運営。2017年1月に、がん患者のアピアランスケアを行う美容関係者の団体「ikus.医療美容ケア研究会」を発足。
代表を務め、患者サポート及びがん患者のアピアランス技術の普及活動を行う。また、首都大学がん看護認定看護師コースにて、毎年「抗がん剤による爪への副作用」と題した講義を看護師向けに行っている。
病歴
2006年に卵巣がんと診断され手術→卵巣腫瘍境界悪性&原発不明がんと診断
2007年に左乳がん告知→左全摘出手術→2010年にお腹の脂肪を使った自家組織による乳房再建手術を受ける2016年~2017年 キャンサーネットジャパン主催の乳がん体験者コーディネーター(BEC)の資格を取り、SMash BEC設立。ピアサポート活動に力を入れている
当日は、乳がん治療にかかるお金の話や保険のこと、また
乳がんってどんな病気
乳がんのリスクって…
乳がん検診の落とし穴
皆さんが今、出来ること
などのお話をしていただきます。
そして、僕も家族に乳がん患者を持つものとして、お話をさせていただきます。
前回の開催時、参加していただいた皆さんは女性でした。
もちろん乳がんですから、女性のリスクのほうが高い(男性もなりえます)。その時どうする、ということは経験者でなければわからないし、側にいるパートナーだからこそ知っておいて欲しいことがあります。
それではまた
森部高史