ゆるふわ、キラキラ起業に惑わされがちな人におすすめの本:【キッチンで読むビジネスのはなし】

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

 

自分を仕事にしている、個人事業主やスモールビジネスをしている方にオススメの本を紹介してきていますが、こちらは特に女性で、ビジネスという言葉にアレルギー反応を持つ方におすすめです。

 

女性をとりまく個人起業の変遷

 

一昔前は、男性が外で働き女性は家を守るというのが社会通念としてマジョリティーを占めていた時代がありました。

未だにその風潮が根強く残る地域や会社、家庭もあるとは思いますが、それでも20年ほど前から比べたらかなり女性の社会進出というものが進んで来ている印象はあります。(当然、まだまだ問題は山積みですが)

 

しかし、時代の後押しもあり個人起業をする方も増えてきました。

 

そんな中、こういったスタイルの起業が出てきました。

 

みんなが憧れるキラキラ系女子起業

数年ほど前にはキラキラ系女子の起業が流行っていましたよね。

「主婦でもできる!」みたいな感じで、ちょっと小綺麗にしてホテルのラウンジや、高層マンションのゲストルームとかでセミナーしちゃうようなやつ。

 

家で家事や子育てに追われているいつもとは違う自分を、誰よりも自分自身が認めるために小綺麗にして、非日常の世界で自分の「当たり前」を壊し、自分が憧れている姿になりきるという環境を変えることで、今までと違う自分を手に入れる、、、みたいなことなわけですが、、、

 

それでうまく行った人も中にはいらっしゃいます。

 

でも結局それも下火になってきました。

 

なぜか、というとバレてきちゃったんですよね、体裁だけ整えたところで自分のビジネスを構築することは出来ないし、誰かに感動を届けることもできない。

 

 

自分にとって都合の良いことだけを行っていてもビジネスとして成り立たせることはできないのです。

ビジネスとして成り立たせるためには、結構泥臭いことも、面倒だなぁ感じることも、手間がかかることもあります。

 

 

そういったことはちょっと勉強したらわかることなのですが、そういった所には目を向かせず、憧れを先導させて、取り込んでいく。

 

そうしたらバレてきちゃったんです、結局潤っているのはそのトップの人だけということが。

(これは、いろいろな業界で起こっていることでもあります。もちろん僕たちが身を置いている身体を専門とする業界においても。これについては、後日ブログかnoteに記します)

 

これは何も女性だけの話ではないのですが、男性でも「ブランディング」を勘違いした風潮の書籍やセミナーが横行していました。

 

 

「飛行機はファーストクラスに乗れ」「高いスーツを着ろ」みたいなやつです。

もちろん、高額なサービスを受けることで学びになることはありますが、無理してやっていたってそんなもの何の役にもたちません。

 

そして、次の流れがどういったものか、というと…

 

そのままのあなたで大丈夫!ゆるく、ふわっと起業!

 

自分を演じるのではなくて、自然なままのあなたの魅力を届けましょう!

「頑張るのではなくて、自分が好きなことをそのまま大切に伝えていくこと。何よりあなたが楽しんでいることが一番なのです!」

 

みたいなやつです。

 

これに関しては、僕も同意するところはあります。

 

  • 自分が自分らしくいる
  • 自分が好きなことをやる
  • 自分が楽しむことが大切

 

 

このあたりは、もう「そりゃそうです」というレベルです。

自分の人生ですから。

 

それに仕事には、必ずその人の生き方や考え方が反映されます。

ハリボテのように作られたものはすぐに見破られます。

それでは、なにも届くことはありません。

 

だから、素の自分をそのままに出せることは大切。

 

だけど、、、ですね、、、

 

好きなことをする、というのは【好きなこと「だけ」をする】というのとは違うのです。

 

ビジネスの基本は他者評価

 

個人事業主でいる、ということは自分の事業を行っているということ。

 

だから、自分の好きを前面に押し出しても良いのですが、それが自己満足に終わっているのであれば、ビジネスとして成り立つことはありません。

 

「それ欲しい!」「そういうのを求めていたの!」という方がお財布を開いてくれたときにはじめて、売上があがるわけですから、ビジネスの基本は「相手が欲しているものを提供する」ということ。

 

当たり前の事に聞こえますが、自分で仕事をしている時には、扱っている商品やサービスに対する愛着が強すぎて、「相手の欲しい」よりも「自分の伝えたい」を優先してしまうこともよくありますよね。

 

これに、どれだけ真剣に向き合えているかで仕事の成果は決まります。

 

相手のことを真剣に考えるからこそ、その人が必要としているものを届けることができるのです。

 

ではその真剣さは、何によって決まるか。

それは切迫感かもしれません。使命感かもしれません。

 

少なくとも「私の好き」は一旦置いておいて、「あなたにとって良いことがあるよ」ということをどれだけ真剣に、熱意をもって、繰り返し伝え、届けていくことができるかでしかありません。

 

でもゆるふわ系の「そのままのあなたで」みたいなものや「あなたが楽しむの」系のものは、この「相手のことを真剣に考える」、「相手の必要としているものを届ける」という部分をおざなりにしてしまっていることも多くあります。

 

ご縁やタイミングという言葉に惑わされるな!

 

僕が行っているボディーワークの世界では、「こういったものはご縁ですから、タイミングが来たら」というフレーズを非常に好むのですが、これもちょっと考えもの。

 

確かに、こういったものに限らず世の中にあるものはすべてご縁であり、タイミングもあります。

 

しかしこのセリフは、既にサービスを受けてくださった方が「こういうのはご縁でタイミングですからね」と満足とともに言ってくださるものであって、受けてもらえなかった提供者側が言うセリフではありません。

 

ご縁はすでにあって、そのタイミングも今なんです。

 

その時に、きちんと相手に対してのメリットを伝えきれなかったために、選んでもらえなかったということなのです。

 

ご縁ですから、、、タイミングですから、、、というセリフは…

⭕すでにそのサービスを受けた人が言う

❌まだそのサービスを受けてもらってもいないのに、提供側が言う

 

キッチンで読むビジネスのはなし 11人の社長に聞いた仕事とお金のこと、をすすめる理由

 

ではなぜ、この本をすすめるか、というと。

この本の中に出てくる11人の社長さんたちは、みな自然体。

 

著者の一田さんは「暮らし」ということを題材にされているライターさんでもあるので、そういった背景から食や衣類、また生活を彩る家具などを取り扱っている11人の社長さんたちへのインタビューが元に構成されています。

 

この中に出てくる社長さんたちは、文章からもとても魅力が溢れていることが伝わってきます。

 

それは先に書いた、キラキラ系ではありません。

 

自然に、落ち着いた、爽やかな風と優しい微笑み、そして柔らかな香りが伝わってくるような、、、そんな雰囲気です。

 

しかし、ゆるふわっとしているのではなく、結構泥臭い。

 

お金の話もきちんとする。(ビジネスだから当たり前)

ビジネスをするということはどういうことかも、きちんと伝える。

自分が行っているサービスに対する愛情もたっぷり。

その中でも一番大切なことは…

 

ということを伝えてくれています。

 

 

自分を仕事にしている人。

自分を仕事にしたいけれど、いま一歩足が進まない人。

思うように成果が出ない人。

 

ぜひ、手にとって見てください。

 

 

11人の社長、そして著者を含む12人の言葉や背景には異なるところもありますが、数多くの共通点が見受けられます。

 

その共通点を、あなたが言語化することができたとき「ビジネスをするってこういうことなんだ」とわかることがあるでしょう。

おすすめです。

 

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こちらもおすすめ!

 

個人事業主におすすめの本:「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」

それではまた

森部高史


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