今朝のKukunaの黒板(SNSでオフィスに来た時に書いている『今日のひとこと』的なもの。Facebook、ツイッター、インスタグラムでアップしています)にも書いたこと。
↓こんな感じ
目次
忙しいのはみんな一緒
確かにスケジュール的に言ったらかなり「忙しい」と言われる部類だと思います。
毎日5−7セッションをして、その合間にARLなどの講座も数種類おこなったり、新しいものの準備をしたり、外部での仕事をこなしたり、自分自身もセミナーに参加したり、打ち合わせをしたり、本を読んだり、こうやってブログを書いたり。
家のことや子育てもあります。
この点はかなり妻に任せてしまっていて、その点は反省する所と感謝する所がたくさんあるのですが、こうやって忙しくできているのは1歳の子供を大切に育ててくれている妻の支えがあってこそのことです。
もちろん何もしていないわけではないです。世間一般的にみたらまだやっている方だとは思います。でもやっぱり妻がしてくれていることから比べたら全然足りない。ごめんなさい、と思うわけです。
自分でコントロール出来る状況ならまだいいけれど時にランダムなことも起こる
自分の場合は、個人事業主として活動しているので、ある程度自分の仕事をコントロールできます。
それは量もそうですし、質もそうです。
やりたくない仕事はやらなくてもいい。
もちろんそこには、収入や評判ということに対する兼ね合い・リスクもあります。
何でもかんでも好き勝手にやって良いと言うわけではありませんが、自分の責任のもと色々とある程度コントロールすることはできます。
ただ、時にランダムな要素で自分のペースが乱されることも、社会で仕事をしている人なら経験をしたことがあると思います。
大切なことはそんな時、どうするか。
客観的に状況を見つめてみる
自分の意にそぐわないことが起こった時、イラッとしたり、ムッとしたり、悲しくなったりすることもあるでしょう。
その時に、「キーーーーッ!!!」「ムカッ!!!」「ウェーーーーン!!!」となっていても何も解決しないどころか、その時点で洗濯機の渦の中に入ってしまっているんです。
渦の中に入ってしまったら、なかなか抜け出すことはできませんよね。
だから大切なことはその感情がわきあがってきたら
「あ、自分は今怒っているんだな」
とか
「あ、自分はこういうことをされると悲しい気持ちになるんだな」
というように今の状況を観察してみること。
僕はこれを動物園でガラスの向こうにいる動物をみるような感覚で眺めるようにしています。
そうするととても冷静になれます。
その時点で、すでに渦の中には巻き込まれていないのです。
身体の感覚に戻ってみる
もう1つ大切なことであり、この観察するプロセスをより円滑にしてくれることは身体の感覚に戻ること。
自分の呼吸の数や深さ、心臓の音、手足の感覚、何かに触れている感触。
何でも良いです。
自分の身体をより感じられるようになると、安心感が生まれます。
僕たちは安心感という毛布をかぶっていれば大抵のことは乗り切れます。
その安心感を与えてくれる一番身近な存在、それが身体なのです。
僕はこの感情を観察する、ということがロルフィングというボディーワークを仕事とするようになってからとても上手になりました。
アメリカで仕事をしていた頃は、感情的な人たちを相手にするので自分も感情をむき出しにしていることで、巻き込まれていたこともたくさんありました。
それで得をしたことは何一つありません。
だから自分の身体が居心地の良い場所であること、って人生を上手に生きていくためのとても大切なツールなのです。
まずは、自分の気持の高ぶりを観察する。そして身体の感覚に寄り添うこと
一度考えてみてほしいのです。
これって誰のための人生なのか、って。
そうしたら、自分がどんな気分で過ごしているのか、どんな気分で過ごしていきたいか、決まってきませんか?
いきなり上手には出来ないかもしれません。
観察してみても、「あーーー!!!」ってなってしまうこともあるかもしれません。
でもやり続けていたら、上手にできてくるようになってきます。
自分をより良く知っていくことにもつながってきます。
僕はそんなお手伝いをしているし、こういったことを集中的に伝えられる講座もしていきたいと思っています。
このエントリーに付いてのもう少し詳しい話は、今日か明日か(はたまた明後日か、、、)ニュースレターを通じてお伝えしていきたいと思っています。
感情は全部大切
感情を押し殺す、という表現がありますが、殺すということはあまり良くありません。
感情は全てたいせつなこと。
何かが起こっているよ、とメッセージを伝えてくれています。
それに良い・悪いをつけくわえているのは他でもない自分自身。
まずは、その湧きあがってきた感情をそのままに受け止めてみてあげて下さいね。
それではまた
森部高史