Facebookのページには記載したのですが、妻の乳がんに関し、多くのご心配と励ましを頂きありがとうございます。
妻と話をしている中で、身体と心の繋がりを大切に伝える仕事をしている我々だからこの経験も何らかの形で残し、伝えていくことが誰かの力になれるのではないか、ということで僕達夫婦が、お互いのペースで書きたい時にかけることを書き残していこうと思います。
病気と向き合う妻が一番きついわけですが、その時一番側にいる夫の立場で感じたことや伝えたいことがあるので、これが誰かの役にたったり力になることがあれば嬉しく思います。
彼女のブログはこちら
以下はFacebookに投稿した文章です。
今後、思ったことや伝えたいことを言葉にしていきます。
妻が乳ガンと共に生活していることが先月わかりまして。
そのことを公表した昨日のブログに多くの方からのあたたかいコメント、応援に夫婦共々感謝しています、本当にありがとうございます。
その間私の方での返信が滞ってしまったり、お仕事のご依頼をお断りさせていただくこともありましたがご理解いただければと思います。また、明確な理由はお伝えしておらずともスケジュールの変更などにも快く応じてくださった皆様、ありがとうございます。
先にお伝えしておくと、早い段階での発見でしたので、抗がん剤と手術の併用で完治の見込みが高く、そこを目標にドクターも家族も時間を過ごしています。
でも、響きが悪いですよね、「ガン」って。もっとなんていうか
「ぷるっぽん」
みたいな間抜けな音だったらこんなにショック受けないかもしれないのに、なんて話をしたら妻も笑って
「いいね、それ」と言ってくれています。
「あたし、ぷるっぽんでさ」みたいな。
今の時代、ガン=死ではありません。僕の家族にもガンと共存している者がいますが、それなりに大変な時もあるけど元気にしています。
それでも今回のことで不安もないわけではないし、こんなに泣けるんだ、ってくらい涙もでました。だからもう涙はでないかな。ただ代われるものなら代わりたい。
でもそれは出来ないから、いつもお伝えしている「じゃあどうする」思考と行動を積み重ねていくしか僕にはありません。
本当に皆さんからのご連絡、妻にだけでなく僕にもくださり、力づけられています。
妻もブログ内で書いていますが、Kukuna Bodyという場を通じて出逢えた皆様からの応援、本当に心強いです。
このために自分はKukunaという場をつくっていたのかな、なんて思うところもあります。
乳ガンと共同生活をしていることを告げられたのは、弊社Pono Life 設立の1週間前。
Ponoとはハワイ語で【本来あるべき姿】【繁栄する】【健全な】などという意味を持ちます。
そんな人生を歩んでいく、と僕たちが決意したから生まれた社名。
それも彼女の支えにもなってくれていますし、僕たちの生き方を通して皆さんが皆さんのPono Lifeを見つけていってくれることが何よりの力になります。
Kukunaがこれだけの力を下さる皆さんと出逢うきっかけをくれたように、これからのPono Lifeを通じて僕も彼女に、そして皆さんに力を与えられたらと思います。
なかなか会えない距離にいる人もいるけど、いつもそばにいます。
あ、僕は元気なのでお仕事のご依頼など、お待ちしておりますよ!
本当にありがとうございます。
一年後は快氣祝いのパーティー、予定しておいてくださいね。
4/7/2017追記:その2
カテゴリー:【妻がガンになりまして】こちらから全話ご覧いただけます
それではまた
森部高史