ラスベガス、テキサスを経て、現在はハワイ、ホノルルに来ています。
簡単にこのアメリカ滞在で感じていることをみなさんにシェアしたいと思います。
ラスベガス編
ラスベガスでは、自分の体に関わる仕事の礎となるアスレティックトレーニングの学会で、たくさんの大切な方との再会があり、また多くの情報に触れました。
この学会に参加したのは、5ねんぶりくらいなのですが、当時は情報を取りに行っていたものが、今回は自分の中にあることの確認という意味合いが強かったです。
すでに自分が行なっていることを、別の表現をしてもらったり、文献でサポートしてもらったり、違う視点からのぞいてみたり。
言葉は適切ではないかもしれませんが良い意味で
「なんだ、この程度でいいのか」という感じ。
また、商業的に成功しているものと、良いものだけれどなかなか商業的に成功しているとは言いがたいものとの差も見ることができました。
(コンベンション会場で様々なエクササイズを披露する娘、子連れで参加している人も多く、日本でもこういった光景がたくさんみられるといいな、と感じています)
テキサス編
テキサスではUniversity of Arkansas, Fayetteville大学院時代からの親友でもあり、現在はUniversity of Texas, AustinでアシスタントプロフェッサーをつとめるDr.Stoneを訪れました。
大学院時代はすでに14年ほど前。
それからお互いの人生で様々な経験を積んできてのいま。
専門的な話から、一人の人間としていきること、仲間と何かを作り上げることについて語りました。
ちなみに彼女は、すこしまえに日本円にして約2億数千万円にもおよぶ補助金を勝ち取りました。
すごいですよね、日本ではノーベル賞を取るような方でも研究費ように苦労している中、研究を成り立たせるためにはしっかりとお金をもってこなければならない、ということでそう行った活動を功績として認められている。というよりも大学で教授として働くためには、論文などもそうですがお金をきちんと持ってこれるということが大きな評価のひとつとなります。
そうしなければ、肝心の研究ができませんから。
こちらはテキサス大学のフットボールスタジアム。外観からで現在は工事も行なっているので、全貌がみえませんが、こちらのスタジアムは10万人を収容します。
しかもキャンパス内にあり、毎試合埋まるんです。
自分が卒業したアーカンソーもキャンパス内に7万4000人くらい収容するスタジアムがありましたが、こちらはそれを軽く超えていきます。
スポーツがビジネスである一面がよくみえますよね。
ハワイ編
昨日到着したばかりですが、ハワイについても少し。(これから書いていくことがものすごく増えると思いますが!)
時が経つのは早いもので自分がここで働いていたのはもう7年も前のこと。
この7年という時間の中で、日本に帰国し、個人事業主としての開業、結婚、子育てのスタート、法人設立、オフィス移転、新規事業の開始などなど、大きく自分の仕事の仕方も、人生の舵取りも時間の使い方も変わりました。
ハワイは自分が身体に関わる仕事につく扉を開いてくれた場所。
はじめて海外で長期間生活をした場所でもあり、妻に出会った土地でもあるので、本当に特別な意味を持ちます。
日本を離れて7日ほどが経過しましたが、その間に自分の中で整理している情報や今までの経験というものがあります。
それは決して世界がひっくり返るような特別なことではないのだけれど、自分の中での行動を固めてくれる確実な礎をつくってくれるもの。
日常のルーティーンの中にいてはなかなか気づけないものだったりします。
だからこそ、旅に出るというのは自分のなかの「当たり前」から一歩足を出してみるということがとても大切になってくる。
自分自身も、ここ最近日本での過ごし方が視野が狭かったな、とおもわされることもたくさんあります。
アメリカで過ごした時間が長かったからこそ、この国に対してプラスの感情もあれば、マイナスの感情もあります。
ただ、自分が生活していた頃とはまた異なり、違う視点で物事を捉えることもできています。
先日、フェイスブックの個人ページで「アメリカという国、日本という国に生まれるという才能」についてつぶやいたのですが、それについてもハワイというちょっと変わった場所に来ることによってかんじることがたくさんあります。
それは、滞在中に言葉にしてまたお届けしますね。
日本に帰ったら、すぐに大きな展示会での仕事があり、「ぽのビジ」もはじまります。
大切な仕事の前に、自分のルーツを一から探れるこういった時間はまた新たな何かを生み出してくれる大きな活力になるので、帰国してからのことがまた楽しみでもあります。
このアメリカ滞在中に、べぇチャンネルの内容も収録したり、インタビューも収録したりしているので、そちらも楽しみにしていてくださいね!
それでは。アロハ!
それではまた
森部高史