こんにちは、森部高史(べぇさん)@moribeimoriです。
普段は麻布十番にオフィスを構えているので、都心での生活が中心になります。
仕事の時間帯は選ぶようにしているので、最も多い出勤ラッシュの時間帯は避けるとはいえそれでも人が多すぎるのが東京ですよね。
人、そして人工物に囲まれていることが当たり前の生活になってしまうとどうしても身体も心も萎縮してしまうもの。それは、周りの思考、行動、スピード感などに影響されてしまうから。
どんなに自分をしっかり持っていたとしても、環境の力にはかなわないのです。
だから頑張るにしろ、努力するにしろ、その前に自分が適切な環境にいるかどうかってとても大切。
一生懸命習ったことを復習しようとおもっても、パチンコ屋さんやライブ会場では集中して勉強できないですよね。そういうことなんです。
馬鹿らしい例かと思うかも知れませんが、そういうことを日常で行っている人はたくさんいるんですよね…
目次
僕たちは環境でつくられる。環境とは習慣が作られる場所
早起きをするのが苦手でも、お寺で修行している人たちにとってはその早起きは当たり前のもの。そういった環境に身をおいていると、早起きすることが当たり前になる。
他にも、不平不満や愚痴ばかり言っている人と一緒にいるようになると、自分もそういったネガティブな発言を繰り返すことが当たり前になります。
僕たちはそんなに強くないから、流れに飲まれてしまうのが普通。
僕の普段の仕事は、【からだはこころのいれものだから】をコンセプトに置いたKukuna Bodyにおいて、身体を整えることで気持ちも整えていくボディーワーク(ロルフィング)を提供すること
そして、トレーナー、セラピスト、治療家の方々に自分軸での経営をお伝えする「ぽのビジ」を行っています。
やっていることは異なるけれど、そこでお伝えしていることは共通しています。
それは「自分の当たり前に染まらないこと」。
そのために、Kukuna Bodyの課外活動として自然に触れに行く時間をつくりました。
都心からたったの1時間ちょっとでつく多摩には自然がいっぱい!
普段、行かない場所への距離感というものはなかなか掴みづらいものですが、都心からほんの1時間ちょっと車を走らせたらとても自然豊かな場所にたどり着くことができます。
初日に向かったのは、伊奈キャンプ村
宿泊コテージもありますが、日帰りBBQも可能。食材を持ち込み、BBQに必要なグリルなどは貸し出してもらえます。
ここ、目の前が広い川なんです。子供も安全に遊べる流れ。
たくさん川で遊んで、お腹が空いたらBBQと最高でした!
子供って本当に正直で、楽しい!となるとどこまででも遊ぶんですよね。これが自然の持つ力。
2日目に向かったのは檜原村、払沢の滝
日本の滝100選にも選ばれた、払沢の滝。
滝の様子はこちら↓
https://youtu.be/rVvlek3yMoE
現地にいくには、車が必須ですが(一応バスも少ないですが通ってはいます)子供でも問題なく歩けるようなハイキングコース。
自然の中に身をおくと、自分の存在がちっぽけに感じるし、東京の都心にいる意味というものを考えます。
ここに連れて行ってくれたのは特定非営利活動法人やまっこかわっこの先生たちと子どもたち。
子供らしさ、そして人間らしさをとても見せてくれた時間。とても愛おしい時間でした。
3日目は都民の森
そして3日目は更に奥地に車を走らせ、都民の森へ。
https://www.hinohara-mori.jp/
くねくね道を1時間ほど走って山を登っていくので運転には気をつけてくださいね。JR武蔵五日市駅からバスも出ていますが本数が限られているので時間帯にはご注意を!
こちらはさらに歩きやすいハイキングコース。
少し登っていくと水場もあります。
吊橋も
周辺の景色
お天気も良くて最高でした。
自然の中に身をおくことでわかること
Kukuna Bodyでは、創造性を刺激するためのイベントを様々行っています。
その一番の目的は、「自分の当たり前を破ること」。
そのためには五感を刺激することが一番だと考えています。
しかし東京の都心にいると、自然の中にはあたりまえにそんざいしている「ゆらぎ」を感じることがほとんどなく、全てはタイムスケジュールに沿って正確に行われているように感じてしまうことがあります。
それは大きな間違いであり、危険な勘違い。
こういった自然に触れるイベントや、音楽や芸術に触れることを行うと最も大きな変化をもたらすのは子どもたちです。
今回、同行した子どもたちはみな、より一層大きな声を出し、たくさん食事を食べ、語彙が増え、活発になりました。
たった1日こういった場所ですごしただけですら、今までと違う感覚のルートが開かれると今までにないような、表情を見せてくれます。
大人も遊べ!声を出せ!笑い転げろ!
子供がかわっていくように、これは大人も同様に変わっていける。というよりも大人が変わっていかないとね。これからの子どもたちの未来のためにも。
しかし大人の場合はもう少しだけ時間がかかります。今までの「自分の当たり前を守る為に」。
でもその「自分の当たり前」を取っ払い、自らも水の中に飛び込み、皆で食べるご飯を美味しいと感じ、その時のワクワクや高揚感をそばにいる人達と分かち合う。
そういったことが出来た時に、新しいものが創造でき、さらには既存の物を大切にできるようになると思うのです。
普段と違う習慣の殻から出た時に、はじめてわかることがあります。新しいアイデアが生まれ、すでにあるものを大切に思うようになります。
そこからまた生まれるサイクルがある。
そんなものを大切に育み伝えていく場としてKukuna Body、そして株式会社Pono Lifeは存在しています。
次回はぜひ、みなさんもご一緒しましょう!
それではまた
森部高史