【個人事業主として活動する身体の専門家向け】お客様は神様ですなんてまだ言っているの?

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森部高史

自分軸ライフクリエーター。株式会社Pono Life代表取締役。Kukua Body主宰。アメリカ在住時でATCとしてトップレベルアスリートのケアにあたる。数少ないロルフィング®の資格を持ち、クライアントの身体と心のバランスを整え人生に寄り添い、「先生」と呼ばれる治療家やセラピストを指導する立場にもある。その人柄と結果を導くセッションと講座には全国から参加する人が後を絶たない。

 

「お客様は神様です」

まだそんなこと言っていますか?思っていますか?

だとしたらちょっとこれから先、活動の仕方を考えた方がいいかもしれません。

なぜならその考え方はこれから先あなた自身を摩耗させて行ってしまう可能性が高いから。

そもそも「お客様は神様」なんて考え方はありえないし、間違った考え方が伝わっているのです

「お客様は神様です」という言葉がどうやってひろまっていったかというと、演歌歌手の三波春夫さんが言い始めた、という説が一般的です。

しかし、大切なところはここ。

それは三波春夫さんご本人が意図しているものとは別の意味で伝わっている、ということ。

お客様は神様です、の本当の意味

三波春夫さんの公式ホームページにも見解が掲載されています。

『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。ですからお客様は絶対者、神様なのです』

 

三波にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。また、「お客様は神だから徹底的に大事にして媚びなさい。何をされようが我慢して尽くしなさい」などと発想、発言したことはまったくありません。

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だいぶ普段から使われているような意味合いとは違いますよね?

フレーズだけが一人歩きして、都合が良いように使われてしまっているのが本当のところ。

 

自己犠牲の元になりたっているフィットネス・健康業界

 

本当のところとは異なる使われ方をしているのに、客商売をしている会社の社長などには使い勝手が良いわけです。

「お客様は神様なのだから、丁重に扱いなさい」

 

上に立つ人はそう伝えるでしょう。

その方が都合が良いから。

良いサービスだと褒められる、クレームが減る、結果売上が伸びる。

そういった目に見える成果があがっていた時代もあったことも事実。

そのように指示され、真面目な人ほどそれを守るわけですが、そこが不幸の始まり。

日本人としてのおもてなしの心のあらわれ?いえ、違います。

おもてなし、という言葉がこれもまた良いように使われる昨今ですが、こんな形では続くわけがないのです。

おもてなしの心は誰かにいわれてやらされるものではありませんし、心を尽くしたいと思わせる存在だからこそ、心がつくされるわけで、これは相互関係。

片方だけがなにかをする、というものではありません。

 

ましてや、「お客様は神様だろうが!」なんてことをいう人は神様だとしても疫病神か貧乏神。

相手にする必要はありません。

自己犠牲では続かない、続かないものはもはや良いサービスではない

そもそも、私たちは人間です。

だから理不尽なことに振り回され続けていたらとてもではないけれど、継続して今まで通り活動してくことはできません。

エネルギーは限られています。だからこそその限られたエネルギーを、そんな横柄なひとではなく、良い方向に使っていきたいと思いませんか?

本当に良いサービスは、続けられるからこそ良いサービスになるのです。

今日はあるけど、明日はない、そんなサービスを良いものとはおもいませんよね?

 

【結論】相手も人間、自分も人間。人としてお付き合いできない人と一緒にいる必要はなし。あなたの価値をわかってくれる人に来てもらう正しい努力を

素直な人が多いからか、優しい人が多いからか、理不尽な物言いに対して全て言いなりになってしまうことが多い人もいます。

本当に思っていることを伝えたらお客さんが離れてしまうかもしれない、と不安になるがゆえに自分の思いを押し殺している人もいるかもしれません。

でももう我慢する必要はありません。

だって、相手も人間、あなたも人間。

 

人としてお付き合いができるような人でなければ、それはあなたと相性がよろしくないのだから、無理して付き合う必要はないのです。

だからこそ、自分が一緒に時間を過ごしたい、自分の価値をわかってくれる人にどのようにしたら来てもらえるかという、正しい努力をしていきましょう。

その方が仕事も人生も100倍楽しいものになります。

 

嫌われたっていいじゃないですか、自分と合わない人には。

 

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それではまた

森部高史